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育児に疲れた時に知ってほしいこと5つ!保育士が送りたい「育児で心が楽になる魔法の言葉」

ぽん先生保育士

こんにちは!ぽん先生です。
「少しでも楽しく子育てを!」をモットーに、子育てや育児に関する情報の発信を行っている保育士です。

日々子どもと向き合いながら育児をしていると、子どものことで悩んでしまったり、気持ちが落ちてしまったりすることはどうしてもありますよね。
つい自分を責めたくなることもあると思います。
そうやって苦しくなってしまうと、周りが見えなくなっていってどんどん悪循環に陥りやすいもの。
そうならないように、またはそうなってしまった時に、知っていただきたいことをまとめてみました。
そんなわけで今回は、保育士から保護者に送りたい「育児で悩んだ時に心が軽くなる5つの言葉」についてご紹介していきたいと思います。

〜育児で心が楽になる5つの言葉〜

1つずつ読みながら、日々の辛い思いを浄化していただけたらと思います。

1 子どもは10分ごとに違う人間になる

子どもは10分に1回人格が変わります。
原因や理由がなくても、コロコロと気分が変わっていくものです。
さっきはさっき、今は今、それが子どもなのです。
だから、親との約束もすぐに忘れるし、気分が変われば約束なんてなかったかのように自由に振る舞います。
それを理解しようと無理に向き合う必要はなく、「お互いにぶつかり合わないように気を付けよう」くらいの気持ちで関わっていれば大丈夫です。

2 おなかを満たせば機嫌は良くなる

「赤ちゃんはおなかが空いたら泣く」というのは、絵本やアニメの世界だけの出来事ではありません。
子どもはおなかが空くと必ずと言って良いほど機嫌が悪くなります。
本当に手の打ちようがなくなってしまった時は、1かけらの甘いものをそっと口の中に入れてあげるだけで一瞬にして気分が変わるでしょう。

3 やりたくなったらやれば良い

子どもは感情で動く生き物。
基本的にやりたくないことはやりません。
だから、タイムスケジュールを組むのはやめましょう。
ご飯だっておなかが空くまで待っていれば、あれこれ言わなくても勝手に食べ始めます。
やりたければやるし、やりたくないことを無理にやらせることほど大変なことはありません。
タイムスケジュールはあくまで目安として頭に入れておく程度にしましょう。

4 時期を待ちましょう

離乳食、卒乳、トイレトレーニング、偏食、夜泣き。
これらは心と体の準備がしっかりできてから次の段階へ進めるようになるものです。
上手く進んでいかないと「育て方が・・・」と心配になりがちですが、子どもによってそのペースはそれぞれ違うもの。
焦ることは親にとっても子どもにとっても、良いことはありません。
ある日、ふと突然やってくる“その瞬間”を気長に待ちましょう。

5 育児は周りの人に頼って良い

育児はパパやママだけが抱え込むものではありません。
友人や親戚、近所の人など、できる限り色んな人と挨拶しながら、子どもの話ができる機会をなるべく多く持つと良いでしょう。
子どもたちも様々な視点や価値観と触れ合うことで、多様な人間関係を築いていくとともに、コミュニケーションにおいての選択肢が広がっていきます。
コミュニケーションは人との関わりにおいての全ての始まり。
親子での関わりや信頼関係と同じくらい、様々な視点や価値観と触れ合うことも大切です。

いかがですか?
育児は楽しくて素敵なものである反面、大変なことや辛い瞬間もあるもの。
疲れてしまったり、どうして良いか分からなくなってしまったりした時に、この5つの言葉をふと思い出していただけると嬉しいです。

その他、育児や保育園などの子どもに関する質問はぽん先生の質問フォームより募集中です!

保育士

東京都で働く保育士。「少しでも楽しい子育てを!」をモットーに活動中。

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