【川越市】お彼岸にお洒落なおはぎをどうぞ! 老舗和菓子店におすすめと気になるおはぎの雑学を伺いました
いきなりですが、皆様は「おはぎ」と「ぼたもち」の違いをご存じでしょうか? どちらもよくお彼岸にいただくものですが、混同しがちですよね? もうすぐ秋のお彼岸ということで、川越の老舗の和菓子店「お菓子の紋蔵庵」に、おはぎにまつわる雑学と今年(2022年)の秋のお彼岸のおすすめを伺いました。「お菓子の紋蔵庵」では素敵なおはぎを用意しているとのことで、特に和菓子好きは要チェックです!
ぼたもちは春、おはぎは秋
まずはおはぎに関する雑学から。冒頭の質問のおはぎとぼたもちの違いの答えは、ずばり季節とのことです(こちらで紹介する説は、地域による違いがあり、諸説ある旨、予めご了承いただけますと幸いです)。
紋蔵庵「おはぎとぼたもちは基本的には同じもので、季節によって呼び名が変わります。ぼたもちは漢字で書くと牡丹餅で牡丹の咲く春に食べるもの、おはぎはお萩で萩の花の咲く秋に食べるものです」
なるほど、花が咲く季節を意識すると覚えやすい。でも、そもそもなぜお彼岸にぼたもちやおはぎなのでしょう…?
紋蔵庵「いくつか説がありますが、代表的なものを紹介すると、「昔は小豆は贅沢な食べ物と考えられていて、お彼岸に小豆を使用した食べ物をご先祖様に特別にお供えして食べる習慣が生まれた」「小豆の赤い色には魔除けの効果があり、無病息災を祈った」などがあります」
ご返答、ありがとうございます。一つ、賢くなりましたっ!
青のりや抹茶、ナッツ…ちょっと珍しい素敵なおはぎ
せっかくなので「お菓子の紋蔵庵」のおすすめを伺いましょう。ちなみに、「お菓子の紋蔵庵」ではお彼岸やお盆などの時期にのみ、おはぎやぼたもちを販売しています。また、一般的に秋のお彼岸は「秋分の日」を中日とする前後3日間で、2022年は9月20日(火)から9月26日(月)までの7日間という日程です。
紋蔵庵「やはり、今ならおはぎがおすすめで、今年(2022年)は2つのセットを用意させていただいています。一つは「六彩おはぎ」、もう一つは「彩りおはぎ」です」
気になる内容はといえば、次の通りです↓
六彩おはぎ/毎朝作り立て、昔ながらの味わい。つぶあん、こしあん、きなこ、ごま、芋あん、青のりを味わえる
彩りおはぎ/新発売のお洒落おはぎ。芋、かぼちゃ、赤紫蘇、抹茶、ナッツの5種類の味がちょこっとずつ味わえる。予約優先、数量限定販売で予約受付期間は2022年9月19日まで
お月見にだんごセットはいかが?
ちなみに「お菓子の紋蔵庵」では、2022年9月12日現在、お月見用の和菓子として期間・数量限定で「お月見だんごセット」も販売しています。
2022年は9月10日が中秋の名月でしたが、10月8日も「十三夜のお月見」といって古くから美しい月が楽しめるとされてきた日だそう。こちらも要チェックの和菓子です。
「お菓子の紋蔵庵」は1865年創業と古くから川越で愛されてきた和菓子店で、各和菓子の人気は高く、売り切れとなることがあります。特に秋のお彼岸用の「彩りおはぎ」は予約優先、数量限定販売で、予約がいっぱいになったら店頭には並ばないそう。もちろん、それぞれ店頭での購入も可能ですが、予約をしておくと安心です。ぜひ、お洒落で美味しい和菓子をどうぞ!
【店舗情報(川越店/各店舗については公式サイトをご参照いただけますと幸いです)】
- 店名/お菓子の紋蔵庵 川越店
- 住所/埼玉県川越市旭町1-2-41
- 電話番号/049-249-7555
- 営業時間/9:00~20:00(月曜のみ17:00閉店)
- 定休日/年中無休
- 公式SNS/Facebook、Instagram、Twitter