iPhone 13 Proの購入検討で知っておきたい3つのポイント
2021年9月にオンライン開催されたAppleスペシャルイベントにて、人気のiPhone最新機種として新たに「iPhone 13」シリーズ4機種が発表されました。
エントリーモデルの「iPhone 13」「iPhone 13 mini」、フラッグシップモデルとなる「iPhone 13 Pro」「iPhone 13 Pro Max」のそれぞれが、数多くの性能面や機能面でアップデートされています。
発表後のユーザー反応を見ると、新製品について懐疑的な意見もちらほら散見されていますが・・・長年のiPhoneユーザーの1人としては、特に「Pro」シリーズ2機種の性能・機能向上に注目しています。
というわけで今回は、iPhone 13シリーズ4機種の内、上位モデルとなる「iPhone 13 Pro」と「iPhone 13 Pro Max」という2つの「Pro」モデルを購入検討する上で、特に注目したい3つのポイントを解説します。
ポイント①:光学3倍ズーム、より明るく綺麗な超広角撮影できるカメラ
iPhone新機種の魅力を語るなら、カメラ性能向上の話題は欠かせません。
iPhone 13シリーズでは、従来のProシリーズで採用されてきた超広角・広角・望遠というトリプルレンズ構造はそのままに、それぞれのレンズ性能がアップデートされています。
以下、主な特徴をまとめました。
- 広角レンズ・超広角レンズでより明るい撮影が可能
- 光学3倍ズーム撮影
- センサーシフト光学式手ぶれ補正搭載
広角レンズ・超広角レンズは、絞り値(f値)と呼ばれるカメラ撮影の明るさ・綺麗さを左右する重要なスペックが大きく進化しています。
従来のiPhoneの超広角撮影は日中の撮影ではそこまで気にならないものの、夕刻から夜間にかけての撮影となると、その暗さゆえ、かなりのノイズが入ってしまいキレイな写真撮影とは思えない経験をした事もよくあります。
iPhone 13 Pro、iPhone 13 Pro Maxでは、f/1.5の広角カメラ、f/1.8の超広角カメラが搭載されているので、光量が足りない場面での画質向上に期待できそうです。
また、時々使いたくなる望遠機能も光学3倍ズームできるようになり、キレイな画質そのままによりズームした撮影がワンタップでできるのも魅力のポイント。
さらに、iPhone 12シリーズでは、画面の大きなiPhone 12 Pro Maxのみに搭載されていたセンサーシフト光学式手ぶれ補正が、iPhone 13シリーズの全機種で搭載。
よりブレの少ないハッキリとした写真や動画撮影が可能となります。
ポイント②:処理能力が向上しバッテリー持ちが長時間化
処理能力を担っているチップには、さらに高速化されたA15 Bionicチップを採用しています。
より高速にタスクが処理され・・・グラフィックスのキレイな映像表示が可能・・・等々。
とはいえ、iPhone搭載のチップによる処理能力は、そもそもiPhoneユーザーにとって性能向上をあまり明確に感じられるものではないのも事実かと思います。
今回のiPhone 13 Proシリーズで搭載されたA15 Bionicチップによる恩恵は、長時間化されたバッテリー性能という毎日使う上で重要な指標として明確化されています。
公式スペックのバッテリー性能を見ると、ビデオ再生(ストリーミング)では、iPhone 12 Proで「11時間」であったスタミナに対し、iPhone 13 Proでは「20時間」というスタミナに向上。驚異的な飛躍です。
単純な比較だけみると、バッテリー持ちが2倍近いスタミナへ向上していることが分かります。
これは、A15 Bionicチップ搭載による処理能力の向上によって、より低電力化が進み、バッテリー持ち長時間化へ活かされた結果だと考えます。
ようやく私自身、毎日モバイルバッテリーを持ち歩なければならない生活から解放されそうです。
ポイント③:リフレッシュレートが120Hzに向上し画面がヌルヌル動く
iPhone 13 Proの2機種のディスプレイは、引き続きOLED(有機EL)で構成されるSuper Retina XDRディスプレイを採用しています。
コントラスト比が高く、より高精細で鮮やかな表示を体験できるのはもちろんのこと、これまでよりもさらに最大輝度が明るくなり、見やすくなっています。
これに加えて注目したいのは、最大120Hzのアダプティブリフレッシュレートを持つProMotionテクノロジーが搭載されている点です。
リフレッシュレートは画面が1秒間の間に何回更新されるかを表した数値。
これまでのiPhoneで最大でも60Hzだったリフレッシュレートが、最大120Hzにアップデートされたことで、1秒間の表示更新回数は2倍にもなります。
この進化によりWEB閲覧・SNSでの画面スクロール、ゲーム画面表示といった場面でより滑らかなでスムーズな画面表示を体験できます。
筆者自身、すでに120Hzのリフレッシュレートを搭載している11インチiPad Proを使用していますが、60HzのiPhone表示慣れていると、その差は歴然です。
ヌルヌルとスムースかつ滑らかに動くディスプレイ表示に感動すら覚えます。
iPhoneの画面は毎日何回も見る機会があるので、この滑らかなディスプレイ表示によってiPhoneへの愛着がさらに深まりそうです。
まとめ
今回は「iPhone 13 Pro」「iPhone 13 Pro Max」という2つのフラッグシップモデルの筆者が大きな特徴と考えているポイントを紹介しました。
この記事では紹介しきれないアップデート内容も盛りだくさんで、iPhone 13 Proシリーズの発売が楽しみです。
iPhone 13シリーズの予約注文開始は、日本時間で9月17日(金)21時から、発売は9月24日(金)です。
購入検討している方はぜひお見逃しなく!