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【京都市伏見区】思わずクスッとなるトッピングが話題の墨染のラーメン店

松田洋平ライター(京都市)

伏見区の墨染にあるラーメン店「拉麺 へんてこ」をご紹介します。

2019年3月にオープンして以来、メディアのラーメン特集に取り上げられることも多い人気店。

ラーメンの美味しさだけでなく、店主のユニークなアイデアと心配りに人気の秘密がありそうです。

お店の外観

お店の場所は京阪・墨染駅から藤森神社へ行く途中、大和街道沿いにあります。入口が細い路地を入ったところにあるので、少しわかりにくいかも知れません。

「拉麺 へんてこ」の外観
「拉麺 へんてこ」の外観

お店には駐車場・駐輪場がありません。車の場合は周辺の有料パーキングを利用すると良いでしょう。

店内にある券売機で食券を購入して注文するので、お店に入る前にメニューを決めておくのがおすすめ。メニューは写真付きで、はじめてのお客さんに対してもわかりやすく特徴が書かれています。

お店の外に貼られているメニュー
お店の外に貼られているメニュー

店内のようす

店内に入って右側に券売機があるので、食券を購入して注文します。(替え玉やトッピングは席で注文可)

券売機で食券を購入する
券売機で食券を購入する

スタンプ20個でラーメン(並)が無料になるスタンプカード。注文の時にもらっておきましょう。

スタンプカード
スタンプカード

店内はカウンター席が5つ。小料理屋のような落ち着いた雰囲気があります。

落ち着いた雰囲気の店内
落ち着いた雰囲気の店内

1席ごとの間隔が広く、仕切り板が設置されており、厨房と客席の間もビニールシートで仕切られているのもポイント。安心して食事をしてほしいというお店の配慮を感じます。

おすすめのメニュー

定番は「へんてこしょうゆ」。

ほかのラーメンのスープのベースになっているため、まずは「へんてこしょうゆ」を味わいましょう。

…と言いたいところですが、思わずクスッとしてしまうトッピングがされている人気のラーメンは「魚介へんてこッ」です。

魚介へんてこッ

「魚介へんてこッ」は鶏白湯(とりぱいたん)しょうゆに、オリジナルブレンドの魚粉と鰹オイルを加えたスープ。

一番の特徴は、“魚介“をユニークに演出したトッピングです。

魚介へんてこッ
魚介へんてこッ

なんとラーメンの上にお菓子の「おっとっと」がトッピングされています。

「シャレですね。同じ魚介だし、話題になればと思って」と店主が話す通り、インパクトのあるトッピングはメディアのラーメン特集でも取り上げられることが多いそう。

思わずクスッとしてしまう、おもしろいアイデアですね。

思わずクスッとしてしまうトッピング
思わずクスッとしてしまうトッピング

スープをいただくと、鰹の旨みが口の中いっぱいに広がります。トッピングのインパクトを超える、濃厚な旨み!

鰹の旨みたっぷりのスープ
鰹の旨みたっぷりのスープ

おはしで持ち上げると、スープが麺にトロトロと絡んでいきます。

食べ始めるともう止まりません。ズルズル〜っと一気に麺をすすり、スープを飲み干してしまいます。

麺にスープが絡む
麺にスープが絡む

煮干しへんてこッ

「煮干しへんてこッ」はベースの鶏白湯スープに、焙煎した煮干しを粉砕して作ったペーストが加えられています。

煮干しへんてこッ
煮干しへんてこッ

濃厚で香ばしい、パンチ力のあるスープ。煮干しの苦みが効いており、“大人の味“という印象です。わたしは、はじめてブラックコーヒーの美味しさに気がついた時の感覚を思い出しました。

煮込豚飯

「どんぶりものも食べたい」という時におすすめなのが「煮込豚飯」。

煮込豚飯
煮込豚飯

甘辛に煮込まれた豚肉が口の中でほろほろとほぐれます。この煮込豚を惣菜として販売してほしくなるほどクセになる美味しさです。

美味しいだけじゃない、ユニークな発想が楽しい

ご紹介したレギュラーメニューのほか、期間限定メニューもユニークなラーメンが多く、何度でも足を運びたくなるお店です。

お店の情報

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拉麺 へんてこ
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住所   |京都市伏見区深草北新町648
営業時間 |11:00〜15:00(L.O. 14:30)
      18:00〜22:00(L.O. 21:30)
定休日  |火曜日
SNS   |TwitterInstagram

ライター(京都市)

人気の観光地として国内外から多くの人が訪れる京都。長く暮らしていても、意外と見過ごしている魅力がたくさんあります。身近にある歴史的なスポットや京都ならではのグルメ情報をお届けします。

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