【札幌市中央区】札幌中心部に「北見ハッカ通商」のハッカ製品が一堂に会するショールームがオープン!
2023年12月13日、北見の「北見ハッカ通商」の札幌ショールーム「薄荷堂(HAKKA’DO)」がオープンしました。人気のハッカ製品に加え、札幌ショールーム限定のミントジェラートなども堪能できます。
ハッカとペパーミントって違うの?
「ハッカ」には多くの品種があり、全世界で栽培されています。「ハッカ属」は主成分の種類と含有量によって大きく3種類に分けられます。
その一つがインドや北米、日本などを主原産地とする「和種ハッカ」です。メントールが最も多い品種のため、副産物としてハッカ油も精製できます。
ほかには、アメリカやインド、地中海沿岸、ヨーロッパなどを主原産地とする「西洋ハッカ(ペパーミント)」と「スペアミント」があります。
北見のハッカの歴史
ハッカは今から3500年前、古代ギリシャで生薬として利用されており、歴史上最も古い栽培植物の一つといわれています。日本には今から2000年以上前に中国から伝わりました。
日本の本格的なハッカ栽培は19世紀で、岡山に始まったそうです。北海道では1884(明治17)年、日高門別での試作が始まりです。
北見地方では、1896年に当時の湧別村に種根を植えたのが最初のようです。
1933(昭和8)年に世界一といわれたホクレンの「北見ハッカ精製工場」が北見市に建設され、1938年には、栽培面積21000ヘクタール、取卸油の生産量が780トンとなり、この時、世界の生産量の70%を占有するハッカ王国として、「北見ハッカ」の名声を高めました。
しかし、その後は戦争などの影響や、輸入ハッカや合成ハッカなどが出てきて、1983年、「北見ハッカ精製工場」が閉鎖することになりました。
その後、1985年、北見のハッカの長い歴史の継承を基に「北見薄荷通商」が設立され、「ハッカ油」や「ハッカ油スプレー」「ハッカ結晶」などを、百貨店などさまざまな道内外市場へ販路拡大に動き出します。
札幌ショールームオープン!
1階はジェラートの販売、2階はハッカ商品全アイテムとイートインスペースがあります。札幌では、催事や北海道のものを扱っているお店でしか買えないハッカ商品。「薄荷堂(HAKKA’DO)」を訪れて初めて、こんなにいろいろな商品があるんだとビックリしました。
こちらは知らなかったなー。ハッカにフルーツをプラスした美味しそうなキャンディーたち。
札幌ショールーム限定のミントジェラート
1階でも2階でも注文できるミントジェラートやアイスクリームなどのデザート。
札幌ショールーム限定、北海道産牛乳を使用したミントフレーバーのジェラート(チョコチップミント、チョコミント、塩ミルクミント)が特にオススメです。
シングル、ダブル、トリプルとサイズが選べ、人気のミントビスケットをトッピングすることもできます。
私は、チョコチップミントとチョコミントのダブルをお願いしました。
ほかにも、北海道産牛乳とフレーバーを使用した作りたての「ブレンダーアイスクリーム」、ホットチョコレートやミントティーなどのドリンクもあります。
東京のお友達に送るミントのお菓子をゲットしてきました。
ミントのビスケット「Menbis(メンビス)」大好きなんです。
私も愛用している「ハッカ油」。店内にはいろいろなサイズがあります。車の運転の際の眠気覚ましや、マスクを頻繁に着けていた時は、ガーゼに1滴付けてマスクの中に忍ばしたこともあります。
私はやったことはないですが、入浴の際に湯船に数滴落としてアロマオイルとして使うのもいいらしい。暑い夏にやってみたいと思います。
ほかにも、前述の紙おしぼりやウェットティッシュ、衣類消臭スプレー、爪楊枝など便利グッズや、ハンドクリームや石けん、入浴剤などのコスメなども揃っています。
札幌中心部に位置するので、買い物に疲れた時に立ち寄ってはいかがですか?
<薄荷堂(HAKKA’DO)>
*住所:札幌市中央区南1条西2丁目1-4 サンエス二番街ビル 1階・2階
*TEL:011-215-1616
*営業時間:10:00~19:00
*北見ハッカ通商の公式Instagramはこちら。