【伊勢崎市】愛宕神社神輿渡行が67年ぶりに復活! 地域の屋台と素敵な共演を果たしました。
2024年11月3日(日)は文化の日。市内外各地でさまざまなイベントが開催される中、伊勢崎市波志江町では、雲ひとつない晴れ空の下、「愛宕(あたご)神社神輿渡行」が67年ぶりに復活を果たす、記念すべき一日となりました!
67年前の渡行を最後に、衰退してしまった神輿渡行。伊勢崎市誕生20周年記念事業「67ワッショイ復活!波志江みこし」と題し、古くから伝わる愛宕神社神輿が67年ぶりに復活。この日を迎えるにあたり、担ぎ棒などを新調し、「波志江町二丁目西屋敷屋台庫広場」にて開催された「ふれあい祭り」に特別参加。活気あふれる一日となりました。
地域の有志たちが担ぎ手として集まり、同好会の方々の協力のもと、愛宕神社境内より宮出し、地域の皆さんで賑わうふれあい祭りの会場にて、中屋敷組・岡屋敷組・西屋敷組・中野面組の4台の屋台と華やかに共演。
波志江の屋台は、精巧な彫刻を備えた組み立て式の本屋台。百十数年もの歴史があるといわれ、伊勢崎市に残る29台の屋台・山車のうち10台がこの波志江地区にあるのだそう。平成16年11月30日にはこの10台が「伊勢崎市重要有形民族文化財」となり、今日に至るそうですよ。
「屋台を中心に町内の人たちが絆を深めてほしい」、「子ども達に郷土愛を育んでもらいたい」、そんな想いが込められた波志江二丁目のふれあい祭り。
親子3世代で参加していた方も多く、小さなお子さんも活躍した屋台ごとに魅力あるお囃子は、お祭りを盛り上げました。住民が一堂に集まるふれあい祭りに合わせて開催された愛宕神社本社御神輿復活祭は、みなさんの思い出に残る一日になったのではないでしょうか。
歴史を繋ぐ、このお祭りが続くことを願って。
▼愛宕神社
〒372-0001
群馬県伊勢崎市波志江町1523
▼波志江町二丁目西屋敷屋台庫広場
〒372-0001
群馬県伊勢崎市波志江町253