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コンパクトデジカメだけで楽しむ旅写真!【長野県白馬村にて】その1

塙真一フリーフォトグラファー

写真を撮るために旅に出ることの多い私ですが、写真をメインに旅を考えるとどうしても多くのカメラやレンズなどの撮影機材を持ってしまい、どうしても一般の方の旅とは違うものになってしまうようです。

今回は、レンズ交換式のカメラは一切持たず、数台のコンパクトデジカメだけを持って一泊二日の長野県の白馬村にいってきました。

そのときの様子を写真を中心にお届けしたいと思います。

まずは冬の白馬村といえばスキー場。というわけで、白馬岩岳スキー場に行ってみました。

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ちょうどこの時期は「白馬雪恋まつり」というものが開催されていました。

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スキーヤー、スノーボーダーの方々に無料で豚汁が振る舞われています。

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外国からの旅行者も一緒になって、みんなでお祭り。

みなさんの笑顔がとても印象的でした。

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外国からのスノーボーダーさんがいらしていたので、声を掛けて記念撮影。

外国の方々は本当にフレンドリーです。

写真を撮るなら、スキー場よりもその周りの街並みを散策したほうが面白そうなので、一人でぶらぶら。

この日はお天気もよく、冬の雪山とは思えないほどのポカポカ陽気でした。

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ちょっと歩くと体育館の軒先に盛大なつららを発見。

こういう景色は雪国でないと見られない情景ですね。

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せっかくなのでグッと近づいて、つららたちをアップで狙ってみました。

良いお天気ということで、青空をバックに。

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実はこの写真、スキー場入り口のロータリーの真ん中に生えていた木なんです。

ロータリーとは思えない素敵な景色が見られるのも雪国ならではです。

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軽トラックの荷台に貼られたステッカーに目が留まり。。。

今やスキー場もネットを活用していく時代なんですね。

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今年は例年以上に雪が多いそうで、普通に街中を歩いているだけで、素敵な雪の表情を見つけることができます。

旅写真というと、どこかアーティスティックなものを狙ってしまいがちですが、

旅写真の基本は自分自身の思い出記録です。

長野県白馬村は2014年11月22日に震度5強の地震があり、いくつかの家屋が倒壊し、かなりのダメージを負ったと聞いていました。

ですが、実際に白馬村に行ってみると、「地震の被害があった場所を見せてください」とお願いしない限り、大きな地震があったことすら分からないほどでした。

もちろん、地域の方々の努力があってこそなのだと思いますが、私の印象はスキー客で賑わう街、そして素敵な雪景色が広がる街でした。

とてもフォトジェニックな被写体が多いわりに、東京からは特急列車で乗り換えなしに行ける気軽な街です。

雪景色の撮影にぜひまた訪れたいと思った二日間でした。

最後になりましたが、今回の写真はすべてシグマ dp1 Quattro、dp2 Quattro、dp3 Quattroで撮影したものです。

ズームレンズを搭載したコンパクトデジタルカメラで撮影するもの楽ちんですが、dpシリーズのような単焦点レンズを搭載した高画質コンパクトカメラで撮影するのもまた楽しいものです。

誌面の構成上、写真の掲載枚数に制限があるため、今回の「コンパクトデジカメだけで楽しむ旅写真!【長野県白馬村にて】その1」はカラー写真のみとしました。

次回、その2では、モノクロ写真で撮った白馬村をお届けしたいと思います。

お楽しみに!

※今回の取材は、昨年の地震による風評被害払拭を目的に、

白馬村観光局がYahoo!ニュース個人編集部を通して

「白馬村の今を発信してほしい」という呼びかけを行い実現したものであり、

交通費・宿泊費の実費について白馬村観光局が負担しています。

※記事に対する謝礼や対価はなく、

また、記事内容についての制約や取り決めは一切ありません。

フリーフォトグラファー

東京都出身。人物をメインの被写体とするフリーランスのフォトグラファー。カメラ誌に写真や記事を寄稿するほか、役者、タレント、政治家などの撮影も行う。また、海外での肖像写真撮影、街風景のスナップ、夜の街を撮る「夜スナ!」をライフワークとする。写真展の開催も多数。

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