そろそろ布団も衣替え「布団を出す際にやってはいけないこと」を元家政婦が教えます
いつまで暑いの?と思う今年でしたが、最近ようやく秋めいてきました。「そろそろ夏布団から冬布団に替えようか」「タオルケットから布団にしようかな」と感じならがも、面倒でまだ出していない場合もありますよね。一般的には、気温が25度になったら布団の衣替えだといわれています。そこで、元家政婦でプロ主婦の筆者が「布団を出す際にやってはいけないこと」をご紹介します。
出してきた布団をそのまま使ってはいけない
急に寒くなった日などは、出してきた布団をそのまま使いたくなります。しかし、押し入れや収納から出してきた布団を、そのまま使うのはNGです。
目には見えなくても、ダニやホコリがついている場合がほとんど。また、布団は湿気を吸いやすいため、収納の湿気を多く含んでいる場合も。「そろそろ冬布団を出す時期かな?」と思ったら、前もって天気予報を確認してから布団を干し、さらに掃除機をかけてから使いましょう。
布団専用の掃除機があればベストですが、ない場合も多いですよね。そのときは、布団用のノズルや、ノズルカバーを使うのが手軽です。最近は、キャンドゥなどの100円ショップでも布団用ノズルカバーが売られていますよ。
布団を干せない場合は?
布団を干せない場合、布団乾燥機を使うのがおすすめです。ダニ退治モードなどがついていれば、それを使いましょう。
布団乾燥機がない場合、室内用の布団干しラックなどに広げて干します。布団ラックもなければ、布団を室内に広げて置き、扇風機やサーキュレーターで風を当てて乾かしましょう。その後に、布団に掃除機をかけます。
どうしてもできない場合の対処法
布団を干して掃除機なんてそんな時間はない!どうしてもできない! そんなときは、「今日は寒くなりそう…」と思った朝に、出した布団を広げてから出かけて、帰ってきたら粘着クリーナーをかけるだけでも違います。天気のいいお休みの日などに、あらためて布団を干しましょう。
面倒でもやるとやらないのでは大違い!
季節の変わり目に、わざわざ布団を干して掃除機をかけて…をするのはとても面倒に感じるかもしれません。でも、やるとやらないのでは大違い。なんとなくホコリっぽいようなカビ臭いような臭いがしたり、湿った感じがしたりする布団では安眠できませんよね。気持ちよく暖かい布団で寝るために、出した布団はそのまま使わず、干して掃除機をかけてから使いましょう。
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