1ヶ月先もパンを美味しく食べる方法
自分で作ったパンや買ってきたパンが次の日には固くなったりパサついたりして、がっかりした経験はないでしょうか。
パンの正しい保存方法を知って実践するだけでパンの美味しさを最長1ヶ月持続させることができます。
手作りのパンやお気に入りのパン屋さんで買ったパンを好きな時に美味しい状態で食べたい方はぜひご一読ください。
パンは冷蔵庫に入れないで!
パンが固くなったりパサつくのは時間と共に水分が失われていくからです。
もちろん、種類によって乾燥しやすいパンとそうでないパンはありますが保存する温度によって乾燥の具合が変わってきます。
ズバリ、パンが一番乾燥しやすいのは冷蔵庫の温度(0~4度)です。
2日以内に食べる場合なら冷蔵庫に入れるよりも常温に置いておく方が美味しく食べられます。
では、すぐに食べ切らない場合はどうすればいいのでしょうか。
すぐに食べ切らない場合は冷凍
パンを美味しく長く保存する方法で有効なのが冷凍です。
水分が抜けてパサつくのであれば、冷凍して生地の中に閉じ込めてしまえば乾燥は防げます。
保存期間も1ヶ月以内と長めなので保存食として冷凍庫にパンをストックすることもできます。
冷凍で保存するときの基本は食べる分だけ小分けにして包装です。
食パンやバゲットなら一食分にスライスしてラップに包んだり、密閉できる袋に入れて冷凍します。
大きい状態で冷凍すると解凍するまでに時間がかかってしまい、乾燥しやすい温度帯にさらされている時間が長くなってしまうのでおすすめできません。
ちなみに、パンの冷凍保存はパン業界でも積極的に取り入れられていて、冷凍パン専門の通信販売のパン屋さんもあります。(ちなみに5年以上予約待ちのある人気店もあります。)
冷凍保存はパンの水分だけでなく素材の風味もキープしてくれるので、温め直したときの焼きたての再現度が高いことも魅力です。
冷凍したパンの食べ方
冷凍のままパンを電子レンジで加熱します。(食パン1枚なら30秒〜1分くらいです。)
その後、霧吹きなどでパンの表面に水分を補ってから焼き色がつくまでオーブントースターで加熱します。
そうすれば、外はサックと中はふんわりした食感に焼き上がります。
ポイントは解凍して水分を補ってからこんがり焼くことです。
5〜6分くらいで美味しいパンが完成するので、忙しい朝でも再現性は高いのかなと思います。
パンは工夫次第でもっと美味しくなる
このほかにも食パンの美味しい食べ方や保存の方法を解説した動画もあるのでぜひ役立ててみてください。