Ring Stick Up Cam Batteryの取り付け方を解説!!
Ring Stick Up Cam Batteryの取り付け方を解説。
両面テープは??
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取り付けの基本はネジ
Ring Stick Up Cam Batteryを含むRingシリーズのカメラは性格的には基本監視カメラで、そこにITによるインテリジェンスを追加した「スマートセキュリティカメラ」とでも呼ぶタイプのガジェットです。
特にRing Stick Up Cam Batteryは屋外での使用も考慮した機種ですので、家の外壁などに設置するためのやり方がいくつかのパターンで提供されています。
通常、Ring Stick Up Cam Batteryはカメラの「足」部分を設置場所に固定する形でカメラを設置する構造になっています。足の上にボールジョイントがあり、そこを支点にしてカメラを含む本体がある程度フレキシブルに角度などの調整を行える仕組みになっています。
ボールジョイントの継ぎ手部分にあまり大きな長さを取っていませんので、足と本体の可動角度はそこまで広くありません。通常状態で前方に40度弱、
後方や左右には15~20度ほどの角度変化の自由度だと思います。
足部分パーツの底に穴が用意されていて、底のパーツを外して壁などにネジ止めする設置方法を基本としているようです。カメラ自体を盗まれたりすることがないよう、盗難防止ネジが付けられる設計になっています。(盗難防止ネジ自体はオプション)
Ring Stick Up Cam Batteryはその名の通り充電式バッテリーを内蔵して電源ケーブルなしの運用を可能にした機種です。LANへの接続もWi-Fi経由で、完全なワイヤレス運用が出来る優れものですね。
優秀なバッテリーライフを実現するために専用バッテリーはかなりの大容量。6,000mAh近い容量を持っていて最新のバッテリー容量の大きさをうたい文句にするスマホを超えるバッテリーになっています。
その分、重量がサイズの割にはかさみ、バッテリーをセットしたRing Stick Up Cam Batteryを持ち上げると見た目以上の重量感に驚くはずです。中身がみっちり詰まってる感があります。
実測300g近い重量がありますので、ネジ止めを基本とする設置方法も納得がいくでしょう。特に垂直面にカメラを取り付けたい場合にはしっかりしたネジでカチッと固定することが必須になるはずです。
足は本体2箇所に固定可能
Ring Stick Up Cam Batteryの足は本体の2箇所に固定できる仕組みになっています。
製品が出荷されるときにはカメラの下の部分に足が固定されていますが、これを外してカメラの背中部分にも足を付けることが出来ます。
家の屋外にカメラを設置するのでしたら柱や壁面への固定を行うケースが増えると思いますので、カメラの背中に固定用パーツを取り付けられるポイントがあるのは使い方をよく分った設計だと思います。シンプルなやり方ですが良く出来ていますね。
足の部分自体もしっかりとネジでの固定になっていて、やはり本体の重量をよく考えた構造なのでしょう。300g近い本体をしっかり保持するには無難なやり方だと思います。
自重がある分、間違って本体が落下したらまず間違いなく壊れて使い物にならなくなりますし、万が一そのタイミングで下を人が通りかかったら何らかの事故に繋がりかねません。その点の安全設計はしっかりしています。
両面テープ使用は場合による
Ring Stick Up Cam Batteryの足の底面にはそれなりの面積の平らな部分がありますから、一応、両面テープでの固定も考えられなくはないと思います。
ですが著者は基本的には両面テープによる設置はおすすめしません。理由はやはり本体の重さです。
どんなに強力な両面テープを使っても夏の暑さのもとでは両面テープや接着面の材質は柔らなくなりますし、冬の寒さの中では逆にどちらも硬化して接着力が低下します。長年重さがかかり続けることでテープが剥がれ、カメラ本体の落下事故に繋がる可能性があります。
Ring Stick Up Cam Battery側はまだ接着面の状態がいいのですが、接着する相手側もしっかりと両面テープがくっつける表面の状態なのかは正直微妙だと思います。取り付け場所の状態によっては、より一層、接着力が不十分になる可能性が出ます。
両面テープによる固定が比較的安心して出来るのは、水平面にカメラを置くような状態でカメラがズレないよう固定するぐらいのイメージでしょう。ガッチリ両面テープの接着力だけでカメラを固定するのは少々厳しいと考えます。
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