【北海道旭川市】昭和25年創業の老舗焼鳥専門店が監修!焼鳥に合う日本酒が新発売
ひと言で日本酒といっても、銘柄や製造方法などによって味や香りはさまざまです。料理やおつまみに合わせて、選ぶのも日本酒の楽しみ方のひとつですね。
今回ご紹介するのは、焼鳥店が監修した焼鳥に合う日本酒『ちどり串』です。
監修したのは昭和25年創業の老舗「焼鳥専門ぎんねこ」
焼鳥に合う日本酒『ちどり串』を監修したのは、『焼鳥専門ぎんねこ』の店主である久保竜弥さんです。
ぎんねこは昭和25年創業の老舗焼き鳥店で、市民はもちろん観光客もたくさん訪れる人気の店。
取材に訪れた日は平日でしたが、店内は満席で入れない人がいるほどです。
ぎんねこの看板メニューは「新子焼き」。
新子焼きとは、若鶏の半身をそのまま炭火で焼いた豪快な焼き鳥で、庶民の味として昔から旭川市民に親しまれているソウルフードです。
最初は、新子焼きに合う日本酒が造れないかと、地元の酒蔵「男山」の方に相談したそうですが、新子焼きに限定してしまうとお客さんが限られてしまうため、焼鳥のタレに合う日本酒をコンセプトに『ちどり串』は誕生しました。
醸したのは地元の酒蔵「男山」
旭川には、美味しい日本酒を造るのに必要な「お米」「水」「気候」の全てが揃っています。古くから酒造りが盛んで、かつては「北の灘」と呼ばれていました。
その旭川を代表する酒蔵「男山」は、江戸時代から続く名酒「男山」を本家から正統継承し、現代に名酒の味を受け継いでいます。その味は、国内外の酒類コンクールや全国新酒鑑評会などで数々の賞を受賞するなど広く認められています。
男山では、定番の銘柄から季節限定の商品までいろいろな日本酒を造っていますが、飲食店とコラボして商品を開発するのは、今回が初めての試みとのこと!
焼鳥のタレに合うすっきりとした味わい
『ちどり串』は、旭川産の酒造好適米「吟風」を100%使用。精米歩合60%まで磨いた特別純米原酒。
低温発酵でアルコール度数を13度と抑え、優しいお米の味を感じさせるすっきりとした味わいが特徴です。焼鳥を食べながら飲むと、口の中のタレの味や肉の脂をリセットしてくれる感じで、お酒も焼鳥もどんどん進みます。
飲み方としては常温から冷やがおすすめ。あまり冷やし過ぎず「涼冷え(すずびえ)」から「花冷え(はなびえ)」ぐらいが、味わいと香りを一番楽しめそう。
とても飲みやすいので、飲み過ぎて「千鳥足」にならないように注意しましょう!
『ちどり串』は、料飲店限定販売商品のため、基本的にはお店の中でしか味わえません。現在、北海道内で提供しているのは監修した「ぎんねこ」1店だけ。
しかし、希望する料飲店があれば扱いは可能とのこと。すでに「ぎんねこ」が加盟している「全国やきとり連絡協議会」の中で、提供を予定しているお店があるそうです。また、すでに海外デビューの計画もあるそうです。
ちどり串
造り:特別純米原酒
精米歩合:60%
アルコール度数:13度
味わい:辛口
旭川産吟風100%使用
【店舗情報】
店舗名:焼鳥専門ぎんねこ
所在地:北海道旭川市5条通7丁目 5・7小路ふらりーと
電話番号:0166-22-4604
営業時間:13:00~22:00
定休日:月曜日
公式ホームページ:http://www.ginneko.co.jp/