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「350YのPar4で残りが50Yしか残ってなかった!」これって本当に300Y飛んでるの?

AKI GOLFゴルフを愛するシングルプレイヤー

「350YのPar4で残りが50Yしか残ってなかった!やったー!300Y飛んだ!」と喜んでいるアマチュアゴルファーを見かけることが多い。

しかしこれは実際には300Yも飛んでいないことがほとんどだ。

なぜなら各ホールのヤーテージ表記は、あくまでフェアウェイの真ん中を常に進行し続けた場合の長さを示していることがほとんどだからだ。

もし1mmも左右にブレのない真っ直ぐなホールであれば、本当に300ヤード飛んだことになるが、残念ながらそのようなホールは存在しないと言えるだろう。

特に勘違いしやすいのが、ドッグレッグのホールをショートカットした場合だ。

400Yのドッグレッグのホールをショートカットして、残りが100ヤードを切っていたとしても、決して必ず300ヤード以上飛んでいるというわけではないのである。

これを知らずに自らの飛距離を勘違いしてマネジメントミスをしている人も多いので、ぜひこの機会にこの事実を認識しておいてほしい。

ゴルフを愛するシングルプレイヤー

ゴルフを愛してやまないシングルプレイヤー。慶應義塾大学商学部卒業。最大飛距離300ヤード以上を誇るビッグドライブが武器。ベストスコア69。2024年度四国アマ出場選手。ゴルフ上達のために蓄えた豊富な知識を世の中に広めることを目標に活動している。「フォロー」ボタンをクリックすると、他の記事も読めるようになります。ぜひフォローをお願いいたします。

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