タコスののぼりが立っていて、雑貨屋さんみたいな見た目の気になるお店『HANZA』さん。

お店の入口を覗くと、人の良さそうなカタリナさんが、容器持参でクラフトビールの量り売り、店内で角打ち、立ち飲み、持ち込みしてもOKですと案内をしてくれました。

タコスは『カルニタス（豚ばらのコンフィー）』『スアデロ（牛のラード煮込み）』『チョリソ（辛ソーセージの素）』の3種類。あまり聞いたことのない言葉ですが全てメキシコタコスの名称なんです。

店内を見渡すとショーケースには地元静岡県のビールを中心に、国内外のクラフトビールが陳列されています。

以前取材させて頂いたFUJIYAMA HUNTER’S BEERもありました！他にもHANZAでしか見たことのないクラフトビールが並び、見ているだけでもワクワクします。

そしてビールのショーケースの上には、メキシコ雑貨がずらり！

海外旅行に来て、ひょっと立ち寄った地元のお店感。富士宮市にいながら、メキシコに来た気分になりました。

車の運転があったので「アルコールは飲めないんですが、タコスが気になって…」とオーナーさんに言うと、「タコスだけでも大丈夫ですよ！」と答えてくれました。

1P￥350、2P￥650、3P￥900なので、３Pで1種類づつお願いしました。

サルサ（ソース）も選ばせてくれるので、自分好みにアレンジできます。

珍しいソフトドリンクも販売しているので、『ハワイアンサンのリリコイパッション（￥200）』」を一緒に頂き、テラス席で頂きました。

メキシコならではのコーントルティーヤのタコスは小ぶりの手のひらサイズ。
味も本格的で、野菜もたっぷり乗っています。ちょっと辛めのタコスは、ビールが進みそう。

外でトロピカルジュースを片手にタコスを頬張る…この開放感、たまりません。

タコスを食べ終わり席を立つと、お店の前にはマイボトルでクラフトビールを堪能している方々が、楽しそうに談話していました。

自分の好きなクラフトビールを、自分の好きなように愉しめるフリーダムなビール専門店『HANZA』は、まるで旅の途中で寄ったメキシコの酒場のようなビール屋さんでした。