【春日部市】あるのが当たり前。地域に愛された閉店するスーパーに行ったら「ありがとう」の桜が満開でした
地域の方に親しまれていたスーパーが2024年3月31日6時に閉店しました。
最終日にお店に行ってみました。
閉店したのは粕壁東5丁目にある「コモディイイダ 春日部店」。場所は、旧4号線(日光街道)の「麺場 田所商店 春日部店」と「ENEOS Dr.Driveセルフ春日部店」の間を入ってすぐにあります。
お店では「閉店売り尽くしセール」をしていました。
店内の商品はほとんどありませんでした。特にお店に入ってすぐに衣料品が並んでいましたが、ほとんど何もない状態でガランとしています。商品棚もスカスカで寂しさを感じました。
衣料品売り場の右側にメッセージボードがあり、ちょっとした人だかりになっていました。
数え切れないメッセージが貼られ、満開の桜の木が綺麗に咲いているようでした。
「あるのがあたりまえだった(コモディ)イイダさん、なくなってしまうのはさみしいです。」
「(コモディ)イイダが大好きでした! とてもさみしいです。」
「家のすぐ近くにコモディイイダがあり大変便利でした。」
たくさんの方がお店に対してお礼をしていて、惜しまれながら閉店してしまうのだと改めて感じました。
メッセージを読んでいて「毎日、散歩も兼ねて必ずコモディイイダにくる。」と以前、小学校の社会科の授業「スーパーマーケット見学」で訪れた際、買い物に来ている方が言っていたのを思い出しました。閉店は色々な方の生活を変えてしまいそうです。本当に残念ですね。
そして、店内には何度も何度も感謝の気持ちを伝える放送が響いていました。
こちらこそ、32年間、地域の台所を支えてくださりありがとうございました。
「コモディイイダ」のネットスーパーの案内もありました。「コモディイイダ 春日部店」が閉店して食品や日用品の購入にお困りの方は検討してみても良いかもしれません。
【店舗情報】
「コモディイイダ 春日部店」
埼玉県春日部市粕壁東5-7-37