Yahoo!ニュース

【泉佐野市】ゲーム初心者でも楽しいの?オープンしたばかりの「eスタジアム 泉佐野」で遊んでみた/無料

旅する日々の記憶と記録。matka08ライター(泉佐野市など)

2022年の夏、泉佐野市で行われた“あるスポーツ”の合宿が大きな話題となりました。

そのスポーツの名は、「eスポーツ」。どこかで耳にしたことはあるけど、詳しくは知らないという方も多いのではないでしょうか。

「eスポーツ」とは「エレクトロニック・スポーツ」の略で、対戦型のテレビゲームの順位を個人やチームで競い合う国際的な競技のこと。

ここまで聞いても、で? どうやるの? という方が大半かと思いますので、実際に遊んできた様子をお届けいたします。

南海本線・JR「りんくうタウン」駅直結の複合商業施設「りんくうパピリオ」2階に11月28日にオープンした「eスタジアム泉佐野」

「eスポーツ」って、ゲームに精通した人が遊ぶイメージですが、わたしのようなゲーム初心者でも楽しめるのかな?

爽やかなブルーを基調とした開放的な施設は、誰でも気軽に入りやすそうです。

施設内は4つのエリアで展開

「eスポーツグッズ売り場」

まず目に飛び込んできたのは、可愛い“ゲームキャラクター”のグッズたち。

「マインクラフト」スティーブぬいぐるみ(ベーシック)2200円(税込)
「マインクラフト」スティーブぬいぐるみ(ベーシック)2200円(税込)

「マインクラフト」バックパックキーホルダーシリーズ2  1045円(税込)
「マインクラフト」バックパックキーホルダーシリーズ2  1045円(税込)

「APEX LEGENDS(エイペックスレジェンズ)」のグッズもたくさん!
「APEX LEGENDS(エイペックスレジェンズ)」のグッズもたくさん!

幅広い世代に人気の「マインクラフト」や、高校生から大人に絶大な支持を集めている「APEX LEGENDS(エイペックスレジェンズ)」のグッズが販売されていました。商品展開はその時々の流行にあわせて変えていくそうです。ゲームの中から飛び出したキャラクターって、可愛いですよね♪

「eスポーツ体験エリア」

本格的なゲームに取り組める高性能パソコン8台が設置されたエリア。

「eスポーツ」がどうして「スポーツ」なの? という素朴な疑問を持っていたわたしは、この“ゲーミングPC”の圧倒的な格好良さに、これは競技スポーツなんだと実感。対戦相手や仲間は、主にアジア圏でマッチングされるのだとか。ヨーロッパは繋がりにくい、とストアマネージャーの岩下さん。

訪れたその日、その時間に“世界の誰かと繋がる”なんて、壮大なスポーツですよね!

「ゲーミングPC」
「ゲーミングPC」

取材日も朝からゲームを楽しんでいる方がいらっしゃいました
取材日も朝からゲームを楽しんでいる方がいらっしゃいました

「キッズ体験エリア」

小学校低学年くらいまでの子どもにおススメ「キッズ体験エリア」。“キッズ”とはいえ“本格派”。椅子と机は小さいですが、「eスポーツ体験エリア」と同じ「ゲーミングPC」が5台設置されています。

先日、国際オリンピック委員会(IOC)が2023年6月にシンガポールで「第1回オリンピックeスポーツウィーク」の開催を発表するなど、今後益々国際的な発展が期待される「eスポーツ」。そんな「eスポーツ」に子どものうちから触れておくことは、未来の選択肢を増やすきっかけになるかもしれませんね。

“頭脳スポーツ”とも称されているそうですよ。

「イベント用ステージ」

試合実況のオンライン配信や、各種イベントなどを行うステージ。

12月11日に開催された「第4回関西eスポーツ学生選手権2022」の試合実況のオンライン配信では、なんと総再生回数が1400回を超えたそうです。今後も公開配信を伴うeスポーツイベントのほか、子ども向けのeスポーツスクールや、地域の交流イベントなども行う予定とのこと。

「eスポーツ」の操作方法

それでは、わたしも「eスポーツ」を実際に体験してみたいと思います。

まずは、アカウント登録から。わからない場合は、スタッフに尋ねましょう。

無料で遊べるゲームは「人気8タイトル」。その中でも特に初心者におススメ「FALL GUYS(フォールガイズ)」をプレイしてみることにしました。総勢60人で対戦するこのゲーム。愛くるしいマスコットキャラクターがトランポリンのような場所を飛んだり跳ねたりしながら順位を競うステージや、大きなボールで相手を手あたり次第落としていくステージなど、プレイごとにステージが変わります。

はじめに岩下さんに「基本操作」を教えていただきます。

「eスポーツ」では、プレイ中の操作は主に“キーボード”と“マウス”で行います。

*一部コントローラーが使用できるゲームもあります。

「FALL GUYS(フォールガイズ)」の操作方法は次の手順で行います。

「W」→前

「A」→左

「D」→右

「S」→後

マウスを左右に動かすとマスコットキャラクターの顔の向きが変わり、右クリックでスライディング。

まず、マウスで行きたい方向にマスコットキャラクターの顔の向きをあわせます。そして「W」で前進!

飛んだ! 楽しい~♪

写真はプレイしている岩下さんの様子を撮影したものですが、ここまでの操作は初心者のわたしでもクリアできました。マスコットキャラクターは自分の分身。飛んだり、落っこちたりしている姿も愛しく、「がんばれ!がんばれ!」と没入していきます。単純な操作なので慣れるとすぐにマスターできそうです。キャラクターマスコットは、*可愛くおめかしもできるから、自分だけの最強マスコットに育てていく楽しみもありますよ。(*有料)

「FALL GUYS(フォールガイズ)」のほか、高校生以上の方に大人気の「APEX LEGENDS(エイペックスレジェンズ)」(シューティングゲーム)もプレイさせていただきました。敵を倒しながら武器をゲットしていく“筋肉ムキムキの自分(操作しているキャラクターのこと)”は、まさに非日常体験そのもの。「FALL GUYS(フォールガイズ)」のキーボードの基本操作に“Ctrl(しゃがむ)”などの操作もプラスされるので、すこし難易度は上がりますが、こちらも慣れればマスターできそうです。

ご紹介させていただいたゲームは、どちらも「コントローラー」でもプレイが可能

キーボード操作に自身のない方は、コントローラーでプレイしても良いかもしれませんね。

「70歳くらいの常連さんのご夫婦が、いつも散歩の途中に立ち寄ってくれるんですよ…あ、ちょうど今いらっしゃいました!」と岩下さん。

“プレイ姿”も様になっているご主人。お話を伺うと、「脳の活性化」のためにご夫婦で通っているそうです。いくつになっても新しいことにチャレンジしようとするお姿が素敵です。ご主人がプレイしていたのは、「サッカーゲーム」。これが、とってもユニークなんです。大きなサッカーボールを車で操り、まるで世界を旅しているかのような壮大なステージでゴールを決めていく“ファンタジーサッカーゲーム”。

概要を写真でお見せできないのが残念ですが、サッカー好きにはたまらないゲームだと感じました。“W杯ロス”の方にもおススメですよ~。

わからないことは何でも相談にのってくれる岩下さん。頼りになります!
わからないことは何でも相談にのってくれる岩下さん。頼りになります!

初回登録(無料)の手順

「eスタジアム泉佐野」は、ゲーミングPCを使って誰でも無料で「eスポーツ」を体験することができますが、初回ご利用時に会員登録が必要(無料)です。

その手順をご紹介します。

受付にあるタブレットの利用規約に同意し、個人情報を入力すると専用カードがもらえます。

あとは、入退場の際にカードをかざすだけ。初回登録のステップも簡単です。

ご登録の際、小学生以下の子どもは保護者の同伴が必要です。

保護者のメールアドレスを入力すると、“子どもの入退場のお知らせが届く”「見守り通知」サービスも利用できるので、設定しておくと安心ですね。

「eスタジアム泉佐野」ストアマネージャーの岩下さん(写真左)とスタッフの方
「eスタジアム泉佐野」ストアマネージャーの岩下さん(写真左)とスタッフの方

「ゲーム初心者の方も気軽にお立ちよりくださいね」と岩下さん。

全世界にはプロ選手もいるという「eスポーツ」。ゲーム初心者には敷居が高いのかな? と思っていましたが、実際に体験してみると誰でも気軽に楽しめるゲームであることがわかりました。

南海本線・JR「りんくうタウン」駅直結というアクセスも便利です。

学校やお仕事帰りに、またご家族やご友人と、「eスポーツ」を体験してみませんか?

【基本情報】

施設名:「eスタジアム泉佐野」
公式Twitter(外部リンク)
住所:泉佐野市りんくう往来北1番地 りんくうパピリオ2階
Tel:072-425-9023
営業時間:10:00~20:00
eスポーツ体験エリア 利用料金:無料 *初回ご利用の際に無料の会員登録が必要
座席数:13席(うち、キッズコーナー5席)
事業主体:泉佐野市
施設運営:南海電気鉄道株式会社、eスタジアム株式会社
取材協力 eスタジアム 株式会社 営業本部 ストア統括部 eスタジアム泉佐野 ストアマネージャー
岩下 怜生様

ライター(泉佐野市など)

大阪府泉南市・泉南郡・泉佐野市担当。 なんでもない日々を旅するように暮らす日常写真家。「ローライ35s」という小さなフィルムカメラでささやかな日常を記録しています。私たちのまちのちょっとうれしくなるあんなことこんなこと。みなさまの日常がもっともっと楽しくなりますように。 2023年2月、2023年5月、2024年9月MVA受賞

旅する日々の記憶と記録。matka08の最近の記事