【北九州市小倉南区】ナニコレ珍百景にも登録済み! 北九州空港で「靴の汚れ落とし」のボードを発見!
北九州市内の小・中学校ではインフルエンザによる学級閉鎖が相次いでいます。体調管理には気を付けたいところですよねぇ。しっかり寝てたくさん食べてウイルスに負けないように備えたい号外NETライターの山茶花です♪
新型コロナウイルスも2023年5月に5類感染症となり、コロナ禍以前のような生活に少しずつ戻り始めた今日この頃。北九州市内の至る所で2023年の夏はイベントやお祭りが開催されましたねぇ。
北九州の空の玄関口である北九州空港も少しずつ日常を取り戻しつつあるスポットのひとつです。今回はそんな北九州空港で素敵なご縁を頂きました♪
「靴の汚れ落とし」と書かれたボードを発見!!
北九州空港の入り口からエレベーターに乗って2Fへ上がります。
2Fに上がってすぐ右手に「靴の汚れ落とし」と書かれたボードを発見しました。北九州空港には何度も訪れているけれど、こちらのボードを見るのは初めてのことです。それに「靴磨き」という言葉は見聞きしたことはあるけれど「靴の汚れ落とし」とは初めてみる言葉です。とっても気になります。更に近付いて見るとボードの後ろに男性がいらっしゃいました。
お話を伺おうと声をかけると「まぁそこに座って。」と。なんと実際に「靴の汚れ落とし」をしていただけることになったのです!!
テレビ朝日で放送中「ナニコレ珍百景」にもご出演!「靴の汚れ落とし」をなさっている男性はスターフライヤーの元社長さんでした。
靴の汚れを落としていただけることになったものの、その日に着用していたのはスニーカー。一般的な「靴磨き」のイメージは革靴では? スニーカーでも良いのだろうか? と思いながらいざ足台に足を乗せました。
すると男性は「私がしているのは靴磨きじゃなくて靴の汚れ落とし。この絵を見てもらったらわかるけど無料でしています。だって靴磨きのプロじゃないからね。無料の文字の周りにいろんな種類の靴があるでしょ? 革靴に限らず、どんな靴でも構わないということを表しているんです。」と仰いました。
ボードの絵に男性の想いが全て込められていることに驚きました。しかし驚くにはまだ早かったのです。靴の汚れ落としをなさっているこちらの男性、実はスターフライヤーの元社長、松石さんだったのです!
6年間社長を務めていらした松石さん。当時、空港を利用されるお客さんのリアルな声を聞きたい、お客さんと関わる機会をもちたいと社員の皆さんと靴の汚れ落としをなさっていたのだとか。現在は、「一個人として空港のために何かできたら。」と週3回程、午前中にこの場所で「靴の汚れ落とし」なさっています。靴の汚れ落としをはじめて2年になるそうです。
「ここで靴の汚れ落としをしていると色々な出会いがあるんだよ。」とこれまでの一期一会の出会いをお話し下さいました。ローカル番組やテレビ朝日で放送中「ナニコレ珍百景」にもご出演されていて、「珍百景」にも登録されたのだとか。
松石さんが「靴の汚れ落とし」をなさる日は、その日の始発の飛行機の1時間前からこの場所で準備なさっているのだそうです。様々な楽しいお話を聞かせていただいている間にスニーカーはピカピカに♪ 「老若男女どなたでも、どんな靴でも気軽に寄ってもらえれば。」と素敵な笑顔でお話下さいました。
飛行機を利用される方の目的はいろいろです。お仕事の方、旅行の方、学生さん、どんな方の足元もピカピカになさっている松石さんに北九州空港で出会うことができました。
●北九州空港●
所在地:北九州市小倉南区空港北町6