【多治見市】吞みスケ止マレ! お酒を通して人と人が繋がる通い続けたいお店「玉木酒店」
唐突ですが、美味しいお酒は好きですか? 私は大好きです! 量販店やコンビニで気軽にお酒が手に入るような時代ですが、本当に旨いお酒を酒屋で選ぶ。そんなお酒の楽しみ方できるお店のご紹介です。
ながせ通り商店街の東の入り口に趣のある店構え。創業は大正時代、代々受け継がれてきた老舗の酒屋「玉木酒店」。
お店正面には2台ほど停められる駐車場。「呑みスケ止マレ 旨き酒取り扱い処 玉木酒店」の看板に惹きつけられます。
お店の入り口には酒屋の目印となる立派な杉玉がぶら下がっています。
外観もさることながら、店内も趣がありお酒がずらりと並んでいます。日本酒に焼酎、ワインなど、なかなか手に入らないお酒から、親しみやすいものまでバリエーション豊富な品ぞろえ。他にも魅力的な調味料やおつまみが販売されていました。
日本酒好きであれば、ぜひ一度は口にしたい魅力に溢れたお酒と言われる「緑川」。新潟県魚沼市の旧小出町にある緑川酒蔵。信頼の置ける特約店だけでしか買えない希少なお酒が玉木酒店では手に入ります。
その他、三千盛・玉柏・長珍・吉宝などの日本酒、焼酎(銀の水・亮天・萬緑)ワイン各種などワクワクする品揃えだけに地元から遠方の方までファンが多いお店です。
そして玉木酒店のもう一つの魅力。酒店でありながら、イベントや展示会、ワークショップなども開催されるギャラリーが併設されているんです! そのギャラリーは2階。お店奥に秘密基地へと向かうようなワクワク感のある階段が。階段を上ると小さなギャラリーkakurega(ギャラリースペース)があります。
見学させていただいた日は「伝手」が開催中。多治見市坂上町のオープンシェアエ房「司電気炉研究所」で活動した作陶家さんの1年の集大成、毎年開催される作品展です。
今回のテーマは【酒のうつわ】。在廊してくれた作家さんが作品を生み出す苦労、作り出す労力を語ってくれて、作品の裏側を知ることができました。
酒器そのものに芸術性があり、形や模様を見ているだけで魅了されます。他にはない一点もので見たことない独創的なデザインばかり。一つ一つの作品に作陶家さんの想いを感じられます。
今回は日本酒を購入。初めて購入した「緑川」。キンキンに冷やした「緑川」は旨い! さらっとした喉ごしで、スイスイ呑めてしまいます。
この日も酒店を訪れる人たちが多く、店主の玉木さんご夫妻とお酒や器の話で盛り上がるとても活気のあるお店。酒の販売はもちろんのこと、展示会など酒屋の枠を超えて人と人を繋ぐ「玉木酒店」。旨い酒が飲みたい! と思ったらぜひ足を運んでみてください。
玉木酒店
住所:岐阜県多治見市本町4-46
営業時間:9時~20時
定休日:水曜日
電話番号:0572-22-0004