たくさんの観光客がやってきている真駒内滝野霊園。霊園というと、お墓が立ち並んでいていて、各々が自分の家のお墓参りをするイメージかと思いますが、真駒内滝野霊園は、それだけではなく、モアイも並んでいます。

　モアイだけでも、写真スポットとして有名だったのに、今は安藤忠雄さんがデザインした頭大仏もあり、多くの外国人観光客の方までもがやってきている観光スポットになっています。

　この真駒内滝野霊園内には、安田家の墓があるので、お盆時期の混雑の時には、さっとお参りだけができるように、雑草が生えてくる今ころにお墓の周りの草取り掃除などをするために墓参りに行くんですが、ちょうど7月はラベンダーが見頃です。

　7月の土日祝は、ラベンダー祭りが開催されているということで、この時期だけの遊歩道が500円入場できるようになっていて、頭大仏の近くまで行けるようになっています。私が行った日は、外国人の方のほうが多かったので、すごくびっくりしました。しかも、特定の国ではなく、本当にいろいろな国から来ているようで、いろんな言語が飛び交っているんです。どう考えても、お墓参りのついでにではなく、観光スポットとして訪れている方のほうが多いようです。

　ただ、真駒内滝野霊園の敷地はとても広いので、お墓参りの区域と、これらの観光スポットの区域は離れています。なので観光客の多いこの時期でも、法要やお墓参りなどは落ち着いてできるようになっています。

　ラベンダー祭り限定でラベンダーもセール販売されていました。

　ラベンダーのいい香りが広がっているので、見るだけではなく、かなり香りを楽しめました。

　拝観料300円の頭大仏殿内にある「ロタンダカフェ＆ストア」では、ラベンダーソフトの販売もしています。ほんのりとした嫌みのないラベンダーの香りがして美味しいです。

　ずっと気づいていなかったんですが、店内からは、ちょうど頭大仏が見えるような設計になっているんですね。以前は、このカフェでパスタなどの軽食も扱っていたのですが、今は、管理棟内にある「レストランモアイ」だけになってしまったようです。

　食べる順番が逆になってしまいましたが、モアイの右側にある管理棟内にある「レストランモアイ」で、モイくんカレーが食べたかったので移動しました。モイくんというのは、真駒内滝野霊園のマスコットキャラクターです。真駒内滝野霊園のいろんな冊子などにモイくんが載っているので大好きです。

　敷地も広くて、人が多くても、まったく気にならなかったのですが「レストランモアイ」は、混雑していて順番待ち。完売商品もあれこれありましたし、ここでも外国人客の多さに驚きます。真駒内滝野霊園がいろんな国の外国人に観光スポットとして知られているということにも驚きました。すごいですね。

　お目当てのモイくんカレー（700円）と、サラダ（200円）を注文しました。

　真駒内滝野霊園は、観光スポットとしての利用者のほうが圧倒的に多い感じです。7月の土日祝はラベンダー祭りを開催しているので、札幌市民の方でまだ行ったことがないという方は、是非、行ってみてくださいね。