主食のひとつとして、またはおやつとして、私たちの食生活に根付いている「パン」。日本では西洋由来のパンも独自の進化を遂げ、現在ではお店ごとに個性が際立ついろいろな種類のパンが店頭に並んでいます。そして、数ある日本発祥パンの代表格として挙げられる「メロンパン」。この日訪れた「メロンパン専門店CACHETTE（カシェット）」さんは、店名にもある通り、メロンパンに特化したユニークなお店です。通信販売を利用して県外から商品を購入するファンもいる大人気の専門店の実店舗へ、今回は直接足を運んでみました。

「メロンパン専門店CACHETTE」ってどんなお店？

「メロンパン専門店CACHETTE」さんの実店舗があるのは、福岡県糸島市多久の住宅地の一角。近隣には公共交通機関の駅がなく、バスを使って近隣の前原インター停留所で下車するか、車を使って訪問するのが良いでしょう。平日は実店舗がお休みとなっており、こちらのお店は土曜日と日曜日、祝日のみ営業しています。店舗営業日にはお店のロゴが入ったタペストリーが店外に置かれているので、こちらを目印にしてください。

店舗の入口は周辺を蔦で覆われており、初見では少しわかりにくいかもしれません。ただし、週末営業の人気店ゆえに朝から入れ替わり立ち替わりたくさんのお客さんが訪れるので、人の流れを見ていればすんなりと入口を見つけることができるでしょう。

ショーケースにずらりと並ぶ美味しそうなメロンパン

筆者がお店に到着したのは、土曜日の11時ごろ。この時点でお店の中は先客でごった返しており、5〜6人入れば限界を迎えるであろう小ぢんまりとした店内はすし詰め状態でした。お店の方がオーダーシートを配りながら整列させてくれるので、シートからオーダーするものを選びながら案内に従って自分がオーダーできるタイミングを並んで待ちます。

ショーケースの中には現在販売されている季節商品や生クリームを使ったメロンパンが並んでおり、シートに記載されている定番のメロンパンと比較しながら購入する商品を選びます。生クリームやフルーツを使ったメロンパンは要冷蔵商品となっているため、長時間持ち歩く際には注意が必要です。また、フルーツはできるだけ旬のものを使用しているため、季節によって販売商品や各商品に使われているフルーツの種類が異なることを留意しておきましょう。

まるでドーナッツみたいなビジュアルのメロンパンを購入

この日購入したのは、お店のアイコンとしても使われているリングタイプのメロンパン。プレーン、チョコレート、イチゴの3種類から、今回はチョコレートとイチゴの2種類を購入しました。中央に開いた穴がまるでドーナッツのようで、写真映え効果も抜群です。

袋から出したメロンパンは、時間が経っても表面がサクサク♪持ち帰りの際に表面のチョコレートがやわらかくなり少しへこんでしまいましたが、その美味しさはできたての状態と変わりありません。メロンパンの生地はやわらかいため油断していましたが、見た目よりもかなり食べごたえがあるのですぐにお腹がいっぱいになってしまいました。複数の種類を購入する場合は、家族や友人とシェアして楽しんでも良いかもしれません。

「メロンパン専門店CACHETTE」の詳細情報

一部商品は通信販売可能！いま注目のメロンパンを食べてみよう

公式サイトにて一部商品は通信販売を行っている同店。しかし、販売数量や発送できる商品の種類が限られているため、すべての商品を購入できるのは糸島の店舗のみとなります。土日祝日のみの営業、駅から離れた立地、混み合う店内…と、ここだけに着目すると購入のハードルはなかなか高いように感じてしまいますが、このような条件がありながらも全国各地からメロンパンを買いに訪れる客足が止まないということは、それだけ魅力度の高いお店であるという証拠です。この記事を読んで「メロンパン専門店CACHETTE」さんが気になった方は、ぜひ現地へ足を運んでみてくださいね！