富士宮市内房にある『てっぱんもっち』は、内房2区の『仲良し寄り合い処』としても解放されています。

富士宮市境福祉協議会で活躍され、あちこちで講演会をして多くの方々に笑いと活気を提供されている店主の望月輝彦さん。講義の評判が広まり、あちこち引っ張りだこで多忙な生活をされています。
そんな輝彦さんのお話と奥様の作るお好み焼きを目当てに『てっぱん もっち』にやって来ました。

県道75号線沿いにある開放感たっぷりの佇まい。お店のドアを開けると、既に鉄板焼きの良い香りが漂っています。

予約制のもっち。予約時にメニューを伝えておくと、行く時間に合わせて焼いていてくれるので、到着して待たずに焼きたてを提供してくれます。

席は4人掛けのテーブルが2席。カウンター4席（～12名）と店内は決して広くないですが、だからこそ貸切感が嬉しいです。

テーブルに運ばれて来た『焼うどん（￥500）』は野菜たっぷり、ボリュームもたっぷり。しょうゆでさっぱりとした味付けで、暑い日でももりもり食べられます。

食事をしながら、輝彦さんが楽しいお話を聞かせてくれます。
多くの人を笑いで元気にしてくれる輝彦さんのネタ帳を覗かせてもらうと、旬の話題や面白ネタがぎっしりと書き込まれていました。
笑う事は一番の健康法！と言うように輝彦さんのお話は聞いているだけで元気になります。

今日は、童謡の話を聞かせて頂きました。
楽しく歌うことは老化防止にも健康にも良く、口腔機能の向上は、全身の機能の向上につながるそう。歌いやすい童謡や唱歌を集めた歌詞集を作ったと、その一冊を分けて頂きました。

広げるとついつい口遊みたくなる懐かしい曲ばかり。
『ここで１つ、問題です！七夕の主役、織姫と彦星の間柄は何でしょう？』　といきなりの質問。
みなさん、分かりましたか？『恋人でしょ？』と疑いもなく答えた私でしたが、見事ハズレでした…
正解は夫婦なんだそう。仲が良すぎて働かなくなった二人に激怒した神様が天の川で引き離し、7月7日にだけ会うことを許したんだとか。
聞いている側に質問を振ることで、聞いているだけではなく、一緒に参加している気持ちになります。歌にまつわるネタにも、輝彦さんの講話術にも引き込まれて食べるのを忘れてしまいます。

また、お店にはいませんが『ちくわちゃん』と『こんぶちゃん』、２匹のニャンコがいます。
特別に裏庭に回り『ちくわちゃん』と『こんぶちゃん』とご対面させて頂きました。
以前ちくわちゃんと会ったのは半年前。かなり貫禄が付きました（笑）こんぶちゃんは照屋さんのようで、お家の中からこちらを窺っていました。

そしてテイクアウトの『お好み焼き（￥600）』がこちら。

1枚で充分満足できる大きさと厚みがあり、重量感があるのにふわふわ。もっちのお好み焼きは私の中でテッパンです！

アットホームな『てっぱん焼き もっち』。
事前予約が必要ですので、電話で予約してからご来店下さいね。