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新人選手として64年ぶり!アーロン・ジャッジがシーズン100四球に到達

菊地慶剛スポーツライター/近畿大学・大阪国際大学非常勤講師
新人選手として新たな勲章を手に入れたアーロン・ジャッジ選手(写真:USA TODAY Sports/ロイター/アフロ)

 ヤンキースのアーロン・ジャッジ選手が4日、オリオールズ戦に「5番・右翼」で出場し、この日は4四球を選ぶことに成功し、今シーズンの四球数が103に達し、ア・リーグ1位を独走している。

 『ESPN』によれば、新人選手としてシーズン100四球を突破したのは、1953年のジム・ギリアム選手以来の快挙だという。

 また野球の記録に関する専門サイト『Baseball Reference』によると、1913年以降新人選手で100四球を超えたのは、ジャッジ選手で5人目だという。最多記録は1939年にテッド・ウィリアムス選手が記録した107で、ジャッジ選手がこれを上回るのはほぼ確実な状況だ。

 シーズン前半は本塁打を量産し快進撃を続けていたジャッジ選手だが、後半戦に入ると打撃不振に陥り今も低迷が続く。しかし8月は月間打率が.185に留まりながらも四球数は6月の30に続く23を記録していた。

スポーツライター/近畿大学・大阪国際大学非常勤講師

1993年から米国を拠点にライター活動を開始。95年の野茂投手のドジャース入りで本格的なスポーツ取材を始め、20年以上に渡り米国の4大プロスポーツをはじめ様々な競技のスポーツ取材を経験する。また取材を通じて多くの一流アスリートと交流しながらスポーツが持つ魅力、可能性を認識し、社会におけるスポーツが果たすべき役割を研究テーマにする。2017年から日本に拠点を移し取材活動を続ける傍ら、非常勤講師として近畿大学で教壇に立ち大学アスリートを対象にスポーツについて論じる。在米中は取材や個人旅行で全50州に足を運び、各地事情にも精通している。

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