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【仙台市若林区】仙台の問屋街「卸町」。リーズナブルで美味しい牛たん定食を工場直売店でいただきました!

長谷川誠地域ニュースサイト号外NETライター(仙台市)

仙台市宮城野区・若林区を愛する号外NETライターの長谷川誠です。

出身がお隣山形県山形市のワタクシ、仙台に住むようになって分かったことがあります。それは「仙台市民にとって牛たんとは、日々食されているソウルフードではなく、特別な時のご馳走である」という事に。

仙台といえばの他県からみた印象では「牛たん」のイメージが非常に強く、日々家庭の食卓に高頻度で牛たんが登場しているなどと考えられがちです。しかし、実際のところ仙台に住まう者にとって牛たんとは、来客があった時のおもてなしや特別な日の会食などで登場する美味しい食べ物。

「お! 今日は牛たんか!」。食べられると分かった時、そのスペシャル感と美味しさを想像してニコニコしてしまうもの。それが牛たん。牛たんや、ああ牛たんや、牛たんや。感動で思わず一句飛び出してしまうもの。それが牛たん。

今回ご紹介するのは、そんな牛たんを気軽に味わうことができるお店です。

店舗周辺の様子
店舗周辺の様子

そのお店があるのは、仙台の問屋街である卸町。宮城県民なら知らぬ人はいない海苔・珍味で有名な株式会社カネタ・ツーワンさんの本社工場の敷地内です。
<参考リンク:株式会社カネタ・ツーワンさんの公式ホームページ

「かねたの牛たん工場直売店」外観
「かねたの牛たん工場直売店」外観

お店の名は「かねたの牛たん工場直売店」。

お店の場所からも分かるかもしれませんが、こちらは株式会社カネタ・ツーワンさんが運営している本社工場に隣接した直売所なんです。

店内の様子1
店内の様子1

直売所というだけあって、店内はカネタ・ツーワンさんが取り扱っている海産物系の商品から

店内の様子2
店内の様子2

牛たん系の商品がズラリと並んでいます。

え? 牛たんが冷凍になっているじゃないか、牛たんを味わうことができるお店と言っていたじゃないか、ですか。安心してください! 直「売」所ではありますが、ちゃんとお店の奥には…

店内の様子3
店内の様子3

カウンター席とテーブル席、お一人様でも複数名でも落ち着いて食事ができるイートインスペースがあるんです。

メニュー表1
メニュー表1

ということで、こちらはメニュー表。牛たんの定食から、おかずの単品

メニュー表2
メニュー表2

丼からお子様ランチ、シチューにカレーにテールスープ。このメニュー全て「店内飲食」とあるように、イートインスペースで味わうことが可能となっています。

牛たんに関しては10mm、12mmの2種類があり、12mmは「牛たんステーキ」とのこと。そして「牛たんねぎ塩丼」には「メガ盛り」の文字。おぉ…。好みに合わせて、牛たんを好きな形で好きなだけ食べることができる幅広いメニュー構成になっていますねぇ。

注文して着席
注文して着席

メニューを見て色々と悩みましたが、とりあえずオーダーを済ませ着席。

ちなみに店内飲食の注文も直売所のレジで受付ける形になっていますので、お間違いのなきよう。

カウンター席に上部に掲示された説明書き
カウンター席に上部に掲示された説明書き

しばし、カウンター席上部に貼られた説明書きを読みながら、番号が呼ばれるのを待ちます。

ふむふむ。こちらのお店、カネタ・ツーワンさんの牛たんは赤身と霜降りのバランスが良いアメリカ産。しかも4日間熟成しているとのこと…。は、早く食べたい。

「牛たん定食(10mm 2枚6切)」ご飯大盛り
「牛たん定食(10mm 2枚6切)」ご飯大盛り

ソワソワしていると番号が呼ばれ、ついに目の前に牛たん様の着丼です!

こちらが私が注文した「牛たん定食(10mm 2枚6切)」。無料サービスでご飯を大盛りにしています。それでは早速いただきましょう!

牛たんのアップ画像
牛たんのアップ画像

もちろん最初は牛たんから。鼻をくすぐる、炭火で焼かれた牛たんの香り。画像からも伝わるかと思いますが、断面を見ただけでわかるそのジューシーさ。まずは一口。

サクリと噛みきれる適度な噛み応え。噛みしめるとジワーっと口の中に広がる肉の旨味。焦げの苦みもいいアクセントになっています。嗚呼、旨い。やっぱり牛たんって旨い。

牛たんオンザライス
牛たんオンザライス

ホカホカのご飯にも合いますねぇ。ご飯大盛りにしてよかった…。

テールスープ
テールスープ

そして牛たん定食といえば、このテールスープ。モグモグ、パクパクと牛たんとご飯をいただく途中で、牛骨ダシスープ的な旨味もゴクリ。

七味をパラリ
七味をパラリ

お次の牛たん様は七味をパラリと振りかけて。辛味を追加しつつ満喫。

南蛮味噌漬けと共に
南蛮味噌漬けと共に

七味で辛味欲に火が付いたので、お次はこちらも牛たんに欠かせないパートナー、南蛮味噌漬け(青唐辛子を味噌に漬け込んだもの)と共にパクリ。ピリリと刺激的な辛味と味噌のコクが牛たんに加わります。

いや、ほんと…牛たんに辛味って合いますよねぇ。特に南蛮味噌漬けって、個人的に辛い物とお漬物が好きなだけに、これだけで白米をバクバクいけてしまう危険な代物です。

テールスープに入っているテール部分のお肉
テールスープに入っているテール部分のお肉

パクパクと勢いよく食べすすめラストスパートです。こちらはテールスープにしっかりとテール部分のお肉が入っているのを発見してニッコリしたので記念撮影した一枚。

ごちそうさまでした!
ごちそうさまでした!

ということで、美味しい牛たんを大満喫&大満足のごちそうさまでした!

おまけとしてつけてくれた「ブレイクナッツ」
おまけとしてつけてくれた「ブレイクナッツ」

満足しつつ、最後におまけとしてつけてくれた「ブレイクナッツ」もしっかりとお土産としてお持ち帰り。

こちらの小袋も自宅でヨーグルトに入れて美味しくいただきました。さすが珍味でお馴染みのカネタ・ツーワンさん。かわきモノ系も間違いないですねぇ。

ブレイクナッツの説明
ブレイクナッツの説明

ちなみにこちらの「ブレイクナッツ」の小袋がもらえるのは期間限定となっていますのでご注意下さい。

いかがだったでしょうか。工場直売所で美味しい牛たん定食をいただくことができる「かねたの牛たん工場直売店」さんのご紹介でした。気になった方、今日は牛たんを食べるぞ! という方は足を運んでみてはいかがでしょうか。

●かねたの牛たん工場直売店●
〒984-0015 宮城県仙台市若林区卸町3丁目8−1 カネタ・ツーワン本社敷地内

地域ニュースサイト号外NETライター(仙台市)

地域ニュースサイト『号外NET(仙台市宮城野区・若林区)』ライター/仙台市在住、オタクで女の子二児のパパ。文章を書くこと、街歩き、食べ歩き、オタ活が大好き。HPが少ないピンチの時には温泉や寺社仏閣に出没する傾向あり。芋煮は醤油派こと、お隣の山形県出身ということもあり、新鮮な目線で仙台の”今”を見つめる。記事を読んでいただいた方に、ちょっとでも「行動するキッカケ」が芽生えるような仙台の情報・ネタを発信していきます。皆様からのご意見、ご要望、ご質問から叱咤激励までお気軽にご連絡下さい!

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