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【熊本市】これは絶対バズる!クスっと笑うラブソング?『浜線バイパスの歌』を知りハマってしまった…

姫野あゆみ(あゆ姫)地域情報発信ライター(熊本市)

渋滞がイヤで、あちこち迂回する!結果…そのままの方が早かったかも?
そんなことがよくあるあゆ姫です。

突然ですが、『浜線バイパス(非公認)』の歌があることをご存じでしょうか。

浜線バイパス/田井島交差点
浜線バイパス/田井島交差点

ある日、「なんさま、この歌ば聞いてん!」と言われ、浜線バイパスの歌の存在を知った私。

聴いた直後は「何これ…(笑)」位の反応だったはずなのに…

あの日から、ふと気が付くと、この歌が脳内でリピートされている。

時には、無意識に口ずさんでいる。

浜線バイパス
浜線バイパス

なぜだか…わからない…けど、とにかく良い意味ですごく耳に残る…

何だこれは?

なんと中毒性のある歌を知ってしまったのだろうか。

まずは、YouTubeがあるので、まさに!
なんさま聞いてみてください。

『266~浜線は混んでる~』

いかがでしたか?

恐らく、数時間後…気が付くとずっと脳内再生されているはず!(私はそうでした。)

浜線バイパスを通る機会が多ければ多いほど、このモヤモヤ・イライラはわかりますね。

ホント!混むんです。浜線バイパス!

田井島交差点
田井島交差点

朝も昼も夜も、雨の日も晴れの日も車が多い…。

特に通勤や帰宅ラッシュの時間帯は、極力近づきたくない場所。
でも“そこ”を通らなくてはいけない時だってある。

そんなすごく共感できる歌詞の中に、なんだかホロりとくる切ないラブストーリーがある。

夜の田井島交差点(東バイパス側)
夜の田井島交差点(東バイパス側)

この歌は…かつて誰もが口ずさんだ、今はなき“泉の広場の歌(センタープラザの歌)”くらい、熊本県民の中で浸透してほしい。

近年、泉の広場の歌を知らない世代が増えてきていると聞くので、あのポジションを狙える!

いや、全国どこでも、このシーンは当てはまる所があるはず!これは、全国に拡散されるべきだ!

と…全く無関係の立場ながら私は、ひとしきりそんなことを考え盛り上がり一気に虜。

国道266号線
国道266号線

この『266~浜線は混んでる~』を歌っているのは、2005年から活動をしている『バター★コーンEX』というバンドグループ。

そんなわけで…この歌を知った直後、厚かましくも私は、この『266~浜線は混んでる~』の生みの親!

『バター★コーンEX』で作詞・作曲、そしてボーカルを担当されているバタコさんに、お話を聞いてきました。

バター★コーンEX
バター★コーンEX

今回お話を伺ったバタコさんのほか、アメージング園田グレイスさん・吉田敬さんの3人で活動されています。

“笑えるけど心に響く歌”を意識して活動しているグループで、バタコさんが作詞・作曲を担当し、吉田敬さんが編曲、それをアメージング園田グレイスさんが聴き、笑うか笑わないかでリリースするかどうかなど先が決まるとのこと。

《主な経歴(2007-2013)》

  • 2007年avex全国音楽コンテストにて、1250組の中から決勝大会に進出。審査員特別賞を受賞。CDを全国リリースしライブ活動を精力的に行うも、CDが1100枚しか売れず泣く
  • 2010年NPO法人NEXTEPイメージソング『空飛ぶTシャツ』をチャリティーCDとして販売。熊本市中学校の授業教材として使われ、たくさんの感想文が届き感激して泣く
  • 2013年お笑い芸人の賞レース『歌ネタ王決勝戦』にて喜門達夫・どぶろっく・しずる・AMEMIYAなどテレビで活躍する芸人さんに交じり準決勝へ進出するも、決勝進出はならず泣く

この『バター★コーンEX』というグループ、大変失礼ながら私は『266~浜線は混んでる~』を聴き、初めて知ったのですが…時に悔し涙を流し、時に嬉し涙を流し、経歴がなかなかスゴイ!

バター★コーンEX/浜線パーカー(これ…欲しい!笑)
バター★コーンEX/浜線パーカー(これ…欲しい!笑)

2013年の『歌ネタ王決勝戦』へ出場した際「自分たちは芸人ではないんだよなぁ…」と、何となく違和感を感じ、何となく活動熱が冷めていく。

これと言った理由はなく、休止を宣言したわけではないものの、しばらく活動休止のような状態を続けること数年。

やっぱりやりたい!と思ったころ、タイミングが悪くコロナ禍へ突入して…泣く。

泣きまくりのバター★コーンEX!(笑)

気持ちが高まってきたというのにスムーズに活動ができない。

そんな時に「YouTubeに自分たちの歌をUPしてみようかな?」と思い、2021年秋頃から『266~浜線は混んでる~』の制作を始めたそうです。

なぜ、浜線バイパスなのか?というと、メンバーは国道266号線沿いに住んでいて、選挙の時期に渋滞緩和を公約に挙げている候補者を見て「確かに浜線はいつも混んでる!」と、たまたま思ったことがきっかけとのこと。

共感して笑える、でもキュンとして泣ける!全部いいとこ取りしたい♪全てを総取り!と思った結果、ウルっとしちゃうようなバラード調になったらしい。

浜線バイパス
浜線バイパス

バタコさんの話が歌同様、すごくテンポが良く面白くて、私は終始ウケる。
『266~浜線は混んでる~』の虜になっただけではなく、バター★コーンEXバタコさんのファンになってしまった♪

北バイパス
北バイパス

もしかすると…住んでいる場所次第では、ほかにも渋滞が深刻な、光の森だったかもしれないし北バイパスの歌だったかも?

ということは、ほかにも道の歌が完成する?と思い聞いてみると…

北バイパス
北バイパス

「上通りの歌もあるので、道が好きな人と思われるんですが…道が好きなわけではない…」とのこと(笑)

そうなんです。バター★コーンEXは浜線バイパスだけではなく『上通りストーリー』という上通りの歌も歌われています。

上通り歌コンに浜線パーカーを着て出場した3人(左から吉田敬さん・バタコさん・アメージング園田グレイスさん)
上通り歌コンに浜線パーカーを着て出場した3人(左から吉田敬さん・バタコさん・アメージング園田グレイスさん)

この『上通りストーリー』は、2022年『上通イメージソングコンテスト』にて、64組の中からグランプリを受賞。

グランプリ受賞の囲み取材は、まるで謝罪会見のようだったとのこと(笑)
グランプリ受賞の囲み取材は、まるで謝罪会見のようだったとのこと(笑)

『上通りストーリー』は上通りアーケード内のBGMとして使用されていて、上通りアーケードを歩きながら、もちろん!泣いたそうです。

これは気になります!私も今度、上通りアーケードを歩く際は注意して聴いてみたい!

私は泣くかは…わからんけど、興奮はするはず。

上通りアーケード
上通りアーケード

更に、バター★コーンEXは、まさに今!波に乗りまくっていて『ふ~塩』のTVCMソングも歌われています。

みなさん『ふ~塩』って、ご存じですか?

最近は、比較的入手しやすくなりましたが、一時はSNSやテレビで全国的な話題となり、品薄となっていた万能調味料。

菊池にある『株式会社KIYORAきくち』という会社の副社長、通称ふーちゃんが昔から家で料理をする際に作っていたものを商品化したもの。

実は私、道の駅めぐりという趣味があり、熊本県内はもちろん九州内のいろいろな道の駅を頻繁に訪問しています。

2021年に100カ所以上の九州道の駅を訪問した認定証。
2021年に100カ所以上の九州道の駅を訪問した認定証。

この『ふ~塩』は、まだ話題になる前に、たまたま道の駅で発見して買っていたんです。今も我が家で便利に使っています。

最近は道の駅でも「入手困難!」とか「SNSで話題!」とか、いろいろなPOPが描かれ目立つ場所で販売されていますが、当時はあまり目立たない場所に置いてあった記憶。

塩マニアでもある私は、偶然見つけたこの塩が気になり、たまたま買っていたのですが、瞬く間に話題となり入手困難となったもんだから驚き!

その入手困難の時期、ふ~塩の噂を家族から聞き、必死で買える場所を探しまくっていた1人が、バター★コーンEXのバタコさん。

ようやく念願の『ふ~塩』を手に入れたバタコさんは興奮し、勝手に「ふ~塩の歌」を作ってしまったらしい。

更に、この自作の歌を、またまた勝手に“ふ~ちゃん”の元に送りつける!

そしたら…これが、なんとなんと!『ふ~塩』のテーマソングとして採用されちゃった~!という衝撃エピソード。

もちろん!この際も、嬉し泣き。

勝手に歌を絶賛し、突然知人を通し連絡先を聞き出し、ひたすらあの歌が脳内再生されてるので話がしたい!今日?明日?いつ?と一方的な連絡をした私と…どこか同じ香りが…(笑)

あれ?私も何だか涙が…。

そんな衝撃エピソードのある、この『ふ~塩の歌』、今月8月からTKUライブニュースの中の天気予報のコーナーや15秒CMでも流れているそうです。これは…もう…バター★コーンEX全員、号泣ですね!

少し時期が前後するのですが、この『ふ~塩』のCMが決まる前、今年2022年の春頃に今回私を虜にした『266~浜線は混んでる~』が完成。

これは良い!と今までにない手ごたえを確信したバタコさんは、片っ端からラジオ番組などに売り込む。

これを熊本ラジオ業界の大御所!かなぶんやさんや奥田圭さんがラジオ番組内で取り上げてくれて、6月中旬頃から他番組でも多数オンエアされるようになったとのこと。

そして2022年6月26日、複数の配信サイトで『266~浜線は混んでる~』が同時リリース!

現在は、AppleMusic・Spotify・LINEMUSICなどサブスク配信サイトやYouTube・Instagram・TikTok・Facebookなどで配信されています。

リリース日は、国道266号線に合わせて2と6がつく『6月26日』にしたそうです。

これは少し惜しい気がするけど…2月66日も26月6日も存在しないので仕方ない。

ハイレゾ音源のダウンロードも可能で、ダウンロード価格は、国道266号線にちなんだ266円!こちらはバッチリ!(笑)

まさに今!波に乗りまくっているバター★コーンEX!

クリスマスマーケットくまもと2021
クリスマスマーケットくまもと2021

残念ながら今のところ、熊本市内でのイベントやライブ出演の予定はないそうですが、去年のクリスマスマーケットくまもと2021ではライブをされたそうです。

今年も歌えるといいなぁ…と話されていました。

クリスマスマーケットくまもと2019
クリスマスマーケットくまもと2019

すっかりファンになった私は、ライブに行ってみたい!
今後の情報を楽しみに待ちたいと思います。

バター★コーンEXの活躍がすごく楽しみです。今後、絶対バズるはず!

今回は、最近私がハマった熊本の新たなご当地ソング『266~浜線は混んでる~』のご紹介でした。

そろそろお盆休みに入る人も多く、あちこちで混雑が予想されます。

ぜひ、渋滞中のイライラ解消や、誰かに早く会いに行きたくてモヤモヤしている時、浜線バイパスを走る時のBGMなどに、浜線バイパスの歌『266~浜線は混んでる~』を聴いてみてください。

きっと心に余裕ができるはず!

一部画像提供:バター★コーンEX バタコ様

地域情報発信ライター(熊本市)

生まれも育ちも熊本県熊本市。食べ歩きと旅が好き。 九州内にある道の駅は全制覇しています。 【食い倒れ放浪記】ブロガー『あゆ姫』として10数年活動してきた経験を活かし『熊本市』の美味しい情報・気になる情報・楽しい情報…様々なジャンルで発信していきたいと思います。 《お知らせ》 LINE公式アカウントができました。 関連サイトに載せているURLから、ぜひお友達登録お願いします。

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