楽天モバイル最強こどもプログラムが登場 12歳以下の子供は最小528円でスマホ回線が維持可能
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楽天モバイルは2024年5月2日に「最強こどもプログラム」を発表しました。U12(12歳以下/13歳になる前月まで)が対象で、毎月440ポイントが還元されるというものです。保護者(親)も楽天モバイル回線を利用していれば「最強家族プログラム(110円OFF)」も併用できます。
そのため、月間3GBまでのデータ通信であれば
- 通常料金:1078円
- 最強家族プログラム:▲110円
- 最強こどもプログラム:▲440円相当のポイント
- 実質負担:528円
という形で楽天モバイル回線を保有することができます。
キャンペーン適用条件と注意点
最強こどもプログラムの適用となるのは12歳以下のユーザーの楽天IDでエントリーをする必要があります。例えば、保護者が自身のアカウントで楽天モバイル回線を作って、それを子ども用にするというのはダメです。
そのため、お子様が楽天IDをお持ちでない場合(たいてい持ってない気がしますが)、楽天IDを新規に作成してから利用する必要があります。
3GB以上のデータ通信が生じるとポイント還元が減少……
結構やりがちな注意点となりますが、楽天モバイルの料金はデータ通信量に応じた段階性となっています。
3GBまでは月額1,078円ですが、3GB超20GB未満の利用だと2,178円に料金がUPします。さらに、今回の最強こどもプログラムのポイント還元も440Pから110Pに下がってしまいます。つまり、データ通信量に応じた料金が以下のようになります。
- 3GB以下:月額実質528円(税込)
- 3GB超~20GB未満:月額実質1958円(税込)
- 20GB超~無制限:月額実質3058円(税込)
3GBを超えてしまうと無駄にコストを支払うことになりますので注意。
Androidは設定から月間のデータ通信量を制約できるので設定をしておきましょう。
参考:最小料金で楽天回線を利用するコツ(Android設定
18歳未満のユーザーは月額330円のあんしんコントロール by i-フィルター契約が必須
楽天モバイルでは18歳未満のユーザーが契約する場合、月額330円の「あんしんコントロール by i-フィルター」というフィルター契約が必要です。
あんしんコントロール by i-フィルターはフィルタリングサービスで、WEBサイトの閲覧を制限することができるほか、子どもが閲覧したサイトや検索キーワードなども確認できます。
とはいえ、440円安くして330円高くなるというのはちょっと残念ですよね。こちらは親権者が自分で管理しますということで書面を提出するとキャンセルできます。契約翌月10日までに提出すれば1回も料金を支払わずにオプションを外せます。自分で管理するという方は書面を提出しましょう。
参考:18歳未満でもあんしんコントロール by i-フィルターを解約できますか?
【フィルタリングや利用制限について】
Androidであれば無料アプリの「ファミリーリンク」やChromeの設定で「不適切な検索結果を非表示」から制限ができます。iPhoneについても「ファミリー共有」や設定のスクリーンタイムから「子供用のデバイス」として設定して「コンテンツ制限」を行うこともできます。こういう利用制限はやっておきましょう。
参考: 子ども用のスマホでやっておくべき制限や設定、フィルタリングのやり方 ルール作りも大切
上手に楽天モバイル回線を利用して得しよう
といったように、注意点もいくつか紹介しましたが、子ども用のスマホを月額528円で契約&維持できるというのは結構強いです。
また、楽天モバイルでは新規ユーザーや乗り換えユーザー向けに7000P~14000P相当をプレゼントするキャンペーンもやっており、こちらは最強こどもプログラムを利用する人も対象です。これらも併用すれば1年~2年以上は実質無料で子ども用のスマホ回線を無料で維持することもできます。うまく利用しましょう。
とはいえ、小さい子どもにスマホを持たせる場合は両親・親権者の方が使い方をしっかりレクチャーし、管理もしましょうね。