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1番と4番が2試合連続弾 約3週間ぶりに登板の若きエースを大きく援護<韓国KBOリーグ>

室井昌也韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表
アン・チホン(左)とムン・ドンジュ(写真:ハンファイーグルス)

21日のKBOリーグは全5試合が18時30分開始のナイトゲームで行われた。

ハンファイーグルス-LGツインズ(テジョン)は8-4でハンファが勝利した。

ハンファは1回裏、4番のアン・チホンがLGの先発ケイシー・ケリーからレフトに5号2ランを放ち先制。3回には1番キム・テヨンがライトへ4号ソロを放った。2人は19日のサムスンライオンズ戦に続いての2試合連続弾となった。

ハンファは3回に2点を追加し、3回を終わって5-0とリードを広げた。

ハンファの先発は4月28日のトゥサンベアーズ戦、4回途中9失点で降板しファームで調整していたムン・ドンジュ。この日約3週間ぶりの1軍マウンドに上がった。

序盤に援護を受けた20歳の若きエースは5回66球を投げて被安打1、最速152キロの直球とカーブで抑えた。ムン・ドンジュは2勝目(2敗)。

映像:ムン・ドンジュの初回のピッチング(KBO公式YouTubeチャンネル)

◇5月21日(火)の結果

・トゥサン 8 - 6 SSG(チャムシル)

 勝:チェ ウォンジュン

 敗:イ ゴンウク

・キウム 3 - 5 NC(コチョク)

 勝:シン ミンヒョク

 敗:ハ ヨンミン

・ハンファ 8 - 4 LG(テジョン)

 勝:ムン ドンジュ

 敗:ケリー

・サムスン 5 - 8 KT(テグ)

 勝:ソン ドンヒョン

 敗:キム ジェユン

・ロッテ 6 - 1 KIA(プサン)

 勝:バーンズ

 敗:クァク トギュ

⇒ KBOリーグ公式戦日程と結果(ストライク・ゾーン)

⇒ KBOリーグ順位表(ストライク・ゾーン)

◆「満員札止め回数の記録を更新」

韓国野球委員会(KBO)はここまでの232試合のうち、69試合が満員札止めと発表。10球団制初年度の2015年に記録した、全720試合での68試合を早々と上回った。今季のKBOリーグの観客数は前年同時期より32%増加している。

※本記事は韓国KBOリーグ各球団から写真使用の許可を得て掲載。連日、KBOリーグの結果をお伝えしています。

韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表

2002年から韓国プロ野球の取材を行う「韓国プロ野球の伝え手」。編著書『韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑』(韓国野球委員会、韓国プロ野球選手協会承認)を04年から毎年発行し、取材成果や韓国球界とのつながりは日本の各球団や放送局でも反映されている。その活動範囲は番組出演、コーディネートと多岐に渡る。スポニチアネックスで連載、韓国では06年からスポーツ朝鮮で韓国語コラムを連載。ラジオ「室井昌也 ボクとあなたの好奇心」(FMコザ)出演中。新刊「沖縄のスーパー お買い物ガイドブック」。72年東京生まれ、日本大学芸術学部演劇学科中退。ストライク・ゾーン代表。KBOリーグ取材記者(スポーツ朝鮮所属)。

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