エアコンはつけっぱなしの方がいいって本当?1か月間ほぼ消さずにいたらどうなった?
「エアコンは頻繁に消さずに、つけっぱなしの方が電気代がかからない」、そんな話が、ちょくちょく話題になっていますよね。理由は、室温とエアコンの設定温度の差が大きいと、起動時に消費電力がかかってしまうから。それならば、つけっぱなしでいた方が室温が安定していて、余計な電力がかかりにくいといわれています。そこで、元家政婦でプロ主婦の筆者が、実際に1か月間エアコンをほぼつけっぱなしにした結果はどうだったのか? をご紹介します。
電気代は高かった!
結論を先に言ってしまうと、電気代は高かったです…。我が家は東京ガスで電気とガスのセット割の契約にしています。7月分に使った分の電気代が9月分として請求。つい最近、9月の電気料金のお知らせがきていたのですが、見てビックリ。なんと、19,879円でした…。ほぼ2万円です! 電気代で2万円は初。
ちなみに、去年の9月に請求された7月分の電気代は、12,109円でした。去年と比べても、今年は電気代が7,770円高い状態。去年も家に居る時間が長く、「夏は電気代が高いなあ」と思っていましたが、それを超えてしまいました。
電気使用量も多かった!
電気代だけで見ると、値上げなどの影響もあるため、電気使用量も見てみました。2023年の7月分は467kwhでしたが、今年の7月は590kwhで、やはり増えていました。
24時間つけっぱなしのきっかけは?
今回、1か月間エアコンをほぼつけっぱなしにしたのは、寝室のエアコンが壊れてしまったからです。リビングと寝室が隣り合っていたため、夜もリビングのエアコンをつけっぱなしにして寝室のドアを開け、扇風機でリビングから寝室へと風を送ってしのいでいました。さらに、在宅ワークなど常に家にだれかがいる状態であったため、エアコンが消える暇もない状態。その結果、1回ほどしたフィルター掃除の時間以外、ほぼ一か月リビングのエアコンをつけっぱなしにする結果だったのです。
ずーっとエアコンつけっぱなしはやっぱり電気代がかかった!
「エアコンはつけっぱなしの方が電気代がかからないと聞くから大丈夫でしょ?」と思っていましたが、やっぱり24時間つけっぱなしは電気代がかさみます。電気代節約のために「家を長時間空ける間もあえてつけっぱなし」などは、やはりやめたほうがいいのだなと感じる結果となりました。
※掲載当時の情報です。現在とは異なる場合があります。
※個人の見解、体験を含みます。
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※エアコンを買い替え使い始めた6月の電気代は、去年と今年で変わりませんでした。