【可児市】二千年前の種から発芽させた「大賀ハス」が見頃。鳩吹山を緑にする会の皆様に感謝です!
可児市東帷子にある薬王寺の「大賀ハス」が見頃を迎えているとの情報を得て、2023年7月14日(金)に薬王寺の森へ伺いました。
大賀ハスは、7月~8月にかけて、きれいな花を咲かせます。
朝方から午前8時くらいまでが見頃とのことです。
大賀ハスは、約二千年前のハスの種から発芽させた古代ハスです。
植物学者の大賀一郎さんが、古代ハスの種を3粒発見し、そのうちの一粒の開花に成功したものだそうです。
薄紅色の大輪の花を咲かせていました。神秘的な美しいお花です。
木々に囲まれた沼地に咲く大賀ハス。
散ってしまったお花もありましたが、開花が楽しみな蕾もまだまだありました♪
この日は雨上がりだったので、ハスの葉の上に溜まっていた水がとても綺麗でした!
(葉っぱを軽く揺らすと、コロコロと踊るように動く水滴が可愛い♪ )
お花、大きな葉っぱ、花弁が散ったあとの蜂の巣のような形の「花托(果托 かたく)」も、どれも美しくて見ごたえがあります。
2023年7月22日(土)には、里山散策をしながらの植物観察や、虫捕り、竹クラフト、大賀ハスの実を食べる体験などの「環境楽習塾」が予定されています。
周辺には遊歩道が整備されており、お花鑑賞と共にウォーキングも楽しめますよ♪
絶滅危惧種のヒメコウホネ。こちらは2023年6月16日(金)に撮影。
「鳩吹山を緑にする会」さん。
ホームページを拝見すると、薬王寺の森の整備や、大賀ハス、ヒメコウホネの保護以外にも、鳩吹山のパトロールや国道41号線帷子インター付近の清掃活動など、様々な活動をされているようです。
鳩吹山を緑にする会の皆様には、頭が下がる思いでいっぱいです。
(自宅の庭の草むしりさえ、見て見ぬ振りをして怠けている私(筆者)とは大違い・・。)
とても綺麗に整備された、気持ちの良い「薬王寺の森」へ、皆さんも是非お出掛けください。
薬王寺
所在地:可児市東帷子1649
アクセス:名鉄西可児駅から徒歩10分
問い合わせ先:可児市観光交流課 0574-62-1111