【東大阪市】文字の力!一枚の半紙に映し出される白黒の空間芸術。
日下地域にある「旧川澄家」では、江戸時代の暮らしを発信されているだけでなく、菊花展などをはじめとする様々な展示会や催し物が行われます。現在は、古民家にふさわしい日本の伝統芸能、「書道展」が開催されています。
近鉄奈良線「石切駅」から北西へ15分ほど歩いたところに「旧川澄家」はあります。定期的に催し物が行われるため、12月に入り新しいイベントがやっているのではないかと思い、立ち寄ってみます。
すると、 川上佳香がやれている「佳香書道教室」の生徒さん達による書道展が開催されていました。昔ながらの町屋にぴったりな催し物だと思い、立ち寄ってみます。
小学生から中学生まで、たくさんの子供達の作品が展示されています。どの作品もクオリティーが高く、文字から力強さが伝わってきます。特に、硬筆の作品にはびっくりしました。ぜひ、字から発信される力強さを感じ取っていただきたいと思います。
こちらも、習字による作品なのでしょうか。半紙に書かれた絵はなかなか見る機会がないので新鮮な気持ちで鑑賞していました。キャラクターの絵が多く可愛らしいですね。
そして、川上佳香さんの作品もたくさん展示されています。一文字一文字の迫力がすごいです。真っ白な半紙だけでなく、鮮やかな雰囲気に包まれた紙に、力強く書かれた文字。双方が作り出す空間が芸術そのものです。見ていくうちに自然に魅了され、時間を忘れて感動に浸っていました。
この展示会は、12月20日まで行われています。入場は無料で、訪れたらお菓子をもらうことができます。お菓子に書かれている「ありがとうございます」の文字が印象的でした。ぜひ、日本の伝統芸術である書道を町屋で味わってみてください。子供達の力強さと先生の熱いメッセージ!それぞれ見どころ満載です。
旧河澄家(書道展)
【住所】大阪府東大阪市日下町7丁目6番39号
【アクセス】近鉄奈良線「石切駅」より、北西へ徒歩15分程度
【開催期間】2022年12月1日(木)~2023年12月20日(日) 12月23日からは深川秀鳳さんの書道展になります。
【開館時間】9:30~16:30
【休館日】月曜日(祝日の場合は翌日) ※最終日は午前まで
【お問合せ】072-984-1640