【宮城県 松島町】保存食にも普段のご飯にも本格皿付きカレー -みなとまちレストラン- [町内地区]
冷蔵庫にも入れずに持ち運びができるカレーを想像すると、ぼんやりと浮かび上がるのは銀色のパウチに入っている「レトルトカレー」の姿。保存期間は種類にもよるけれど、だいたい1年から2年くらい。本格的なカレーの美味しさに加えて、長持ちなので非常用など保存食としても役立つたべもの。
だけど、いざレトルトカレーを食べようと思うと必要になってくるのが、カレーを入れる器(カレー皿)。もちろん袋にスプーンを押し込んで食べる・・・、なんてことも可能だけれど緊急時以外であれば、できれば皿に入れて食べたいもの。
宮城県松島町の町内地区に今冬(2024年)オープンしたお土産処「かんげつろう」では、カレー容器(皿)付きの面白いレトルトカレーを販売中。
「三陸産海の幸のみなとまちカレー」という名前で、すらっとした細長のトレイに常温保存可能な本格カレーがたっぷり。製造しているのは宮城県女川町の企業「株式会社 鮮冷(せんれい)」。去年の3月に発売されている商品だけど、皿が不要という斬新なアイデアがまだまだ光っているカレーだ。
通常の食べ方は容器のフィルムをちょっとだけはがして、電子レンジで約1分温めたら完成。
もしも電子レンジを使用することができなくても、熱々のご飯さえあれば、ある程度ご飯の熱でカレーが温まるので充分美味しく食べられる(実践済み)。
三陸産海の幸のみなとまちカレーには3種類の味があり、それぞれ「スパイシー牡蠣カレー」「バターチキン風帆立カレー」そして、筆者が購入した「タイ風グリーン鯖カレー」の3種。
中には大きな鯖がゴロンと2切れ!鯖は「骨なし」なので食べやすくて、爽やかなレモンのような香りと、ピリッとした刺激が『うまいっ!』と声に出したくなるほど。
心地良いスパイスの刺激を感じて、食べ終わると身体が内側からポカポカ。これは災害時に電子レンジが使用できなかった場合でも、そのまま味わうだけでも身体があたたまって元気が出てきそう。
保存しておきたいカレー、だけど我慢できずにすぐに食べたくなるカレー。
これは、色々と「おいしい」一品だぞ。
名称:三陸産海の幸のみなとまちカレー
製造元:株式会社鮮冷(せんれい)
販売店:かんげつろう ※筆者購入店
住所:宮城県宮城郡松島町松島字町内101