【南房総市】これは最高!地域交流の軒下フリーマーケット。終了後に出店者とお客さんと一緒に忘年会を開催
JR内房線岩井駅から徒歩1分の場所にある、岩井駅前交流拠点 boccs(ボックス)は、定期的に映画上映会や講座などを開催している場所です。ここで、2カ月に一度開かれているのが「のきしたフリマ」。今回は冬至の12月21日、土曜日に開催されます。フリマ終了後は、出店者もお客さんも誰でも、みんなで交流できる忘年会もあるので、南房総への移住や二拠点生活を考えている人もぜひチェックしてみてください。
のきしたフリマの魅力
その名の通り、岩井駅前交流拠点boccsの軒下と室内に出店されるフリーマーケットで、林業に携わる人が伐採した木を利用してつくる家具や、南房総の景色を題材に描く水彩画アーティストの作品など、物だけでなく制作者からモノづくりの過程を聞くことができるコミュニティの場です。
防災の授業で学んだ、パラコードを使ったブレスレット作りのワークショップを子どもたちが主催したり、音楽ライブが開催されたり、飲食店やマッサージの出店があったりと、身体も心もおなかも満たされながら、新たな出会いやつながりが生まれています。
そのときによって出店の顔ぶれが違うので、今回の出店者にどんなお店があるのかをみてみましょう。
第18回のきしたフリマの出店者をチェック!
手作り味噌を販売するのは、富山学園中学部の生徒たち。ここの生徒たちは、毎年味噌づくりを行っています。今年仕込んだ味噌を生徒たち自ら販売するのですが、去年は見事完売していました。私も購入しましたが、すごく味わい深くて何につけてもおいしいので、あっという間になくなってしまいました。今年も、生徒たちから購入できるのが楽しみです。
チキントマトカレーやいのししフランクフルトで出店するのは、「楽しい農園」。のきしたフリマの胃袋担当といった感じで、いつもおいしいご飯を用意してくれています。
シープラスチック再生ワークショップをやっているのは、NPO法人 Global Board。ゴミになったプラスチックを再利用して、ウミガメやクジラの型に好きな色のプラスチックを配置し、オリジナルのキーホルダーを作ることができます。これは親子ともに人気で、前回の出店では順番待ちの列ができていました。
南房総のどこかで描かれた松本昭さんの水彩画や、風六堂の古本、Flowのタイ古式マッサージなどもあります。
元地域おこし協力隊員だった主催者たち
のきしたフリマの主催者で、岩井駅前交流拠点boccs運営者の相川夫妻は、地域おこし協力隊として南房総へ移住しました。夫婦それぞれ、地域おこし協力隊員として観光やヘルスツーリズムに関わりながら活動し、任期終了後に岩井駅前交流拠点 boccsを立ち上げます。
教育プログラムの講座を開いたり、映画の上映会と感想シェア会を定期的に行ったりしているうちに、ここに集う人たちの間からまた新たな勉強会やワークショップ、イベントが生まれ続けています。
共同主催者である風の図書室は、館山市にある私設図書館です。こちらも、さまざまな人たちが出入りして交流を深め、ワークショップやイベントを開催する、地域に愛される場となっています。
“今年もお疲れさまでした”忘年会&交流会
今年最後ののきしたフリマということもあり、開催終了後は忘年会と交流会を予定しています。詳細を、boccsのwebページから紹介します。
クリスマスが近いので、やりたい人だけ参加できる「誰かに贈りたいプレゼント交換会」も開催。
主催者と交流したい、気になっていた出店者さんとゆっくり話したい、南房総に興味があるから色んな人とつながって今後にいかしたい人などに、ぜひお勧めしたい交流会。駅からも近いし無料駐車場もあるので、ぜひお越しください。
取材協力・写真提供:岩井駅前交流拠点boccs
【イベント情報】
名称:第18回のきしたフリマ
日時:12月21日(土・冬至)
09:00〜15:00 ※小雨開催
場所:岩井駅前交流拠点 boccs 軒下
(千葉県南房総市市部125-13 )