【北海道旭川市】抹茶とつぶ餡がコラボした和テイストのドリンク「福吉らて」
抹茶のほろ苦さにつぶ餡の甘さ、そして牛乳のクリーミーな味が絶妙にコラボした和テイストのドリンク「福吉らて」。
この「福吉らて」を提供しているのが、旭川市のシンボル「旭橋」のたもとにある「福吉カフェ」です。
「福吉カフェ」は、大正14(1925)年に建築された旧北島製粉所の建物をリノベーションしたカフェです。
この建物は、軟石の横壁と木造の切妻屋根、竪繁格子の和洋折衷様式の歴史的に貴重な建物。
戦後は倉庫や畳店などとして利用されていたそうですが、「福吉カフェ」の前には和菓子屋として使われていました。
店内には、旭川家具が配置されて新しさの中にも懐かしさを感じます。
建物の入るとすぐ横で焼かれているのが、「旭橋」を象った「トキワ焼き」です。味はつぶあん、クリーム、チョコチップ、ハムマヨチーズと季節の味があります。
トキワ焼きやドリンクの注文はカウンターで。
店内のカフェスペースで、ゆっくりと味わうのはもちろんテイクアウトもOKです。
「福吉カフェ」誕生のきっかけともなった「福吉らて」は、昭和23年創業の「福居製餡所」と昭和20年創業の茶舗「吉川園」という旭川の老舗店がコラボした和テイストのドリンク。
美瑛産しゅまり小豆のつぶ餡と宇治抹茶、そして新鮮な牛乳が彩り良く層を作っています。
店員さんに「よく混ぜてお飲みください」と言われましたが、混ぜるのがもったいないくらいです。抹茶のほろ苦さとつぶ餡の甘さに、牛乳のクリーミーさが絶妙にマッチしています。