【アリスin京都】老舗京菓子司「亀屋良長」とコラボのホテルアフタヌーンティーを解説!
京都・三条にある「ダーワ・悠洛(ゆら)京都 by バンヤンツリー・グループ」の1階 「Lounge & Bar 1867」では、2023年5月1日 (月)から2023年6月30日(金)までの期間限定で、アフタヌーンティーセット「亀屋良長コラボレーション Alice in Kyoto Afternoon Tea」がいただけます。
ユニークな京都体験ができるアフタヌーンティーなので、ぜひチェックしてみてください。
ダーワの竹林ガーデンに迷い込んだアリス?
「ダーワ・悠洛 京都」は、世界有数の独立系ホスピタリティグループであるバンヤンツリー・グループのホテルブランドです。
館内のインテリアはジャパニーズモダン。日本の伝統と世界の文化が不思議にマッチしています。人力車、浮世絵アート、清水焼や伊万里焼の美しい陶器、つぼ、ペルシャじゅうたん、ランプなどが飾られています。
地下1階には本物の竹を使った見事なアトリウムの中庭「竹林ガーデン」があり、今回のアフタヌーンティーは、冒険好きなアリスが、この竹林に迷い込んだという設定です。
亀屋良長コラボレーション Alice in Kyoto Afternoon Tea
スイーツは老舗の京菓子司「亀屋良長」のお菓子3点と、ホテルのペストリーシェフによる不思議の国のアリスにインスパイアされたスイーツ3点。そしてセイヴォリーは4点。竹に陶器を組み合わせた3段のスタンドに美しく盛り付けられています。
メニューはこちら。
<スイーツ>
・貴船川ジェリー
・満々(甘夏とレモンの焼き菓子)
・焼き鳳瑞(メレンゲ)
・"Eat me"ピスタチオレモンマカロン
・クイーンチェリーメレンゲ
・ブラックベリーハイビスカス
<セイヴォリー>
・甘海老 大葉 柚子味噌 春巻き
・しめ鯖 じゃが芋 香草 ディルクリーム
・ポークリエット 杏子 最中
・トルティーヤ ローストビーフ 春キャベツ カクテルソース
<ドリンク>
ドイツ・ロンネフェルト社の紅茶やハーブティーを中心としたラインアップ約14種、イタリア「illy(イリー)」のコーヒー豆を使ったフレーバーコーヒーなど、2時間のフリーフロー(ラストオーダーは30分前)
ダーワらしい和洋折衷のスイーツプレート
「亀屋良長」のお菓子とペストリーシェフによるスイーツは、2皿に互いを引き立て合うように盛り付けられています。
ダーワ的アリスのスイーツ
「クイーンチェリーメレンゲ」は、アリスの物語の中に登場するフラミンゴや赤いチェリーが女王を象徴するオリジナルスイーツです。
ピンクのフラミンゴの首と羽根はチョコレート、そしてバニラビーンズたっぷりのクリーム。このクリームが絶品でうっとり~♪
下の部分はさくっと軽いマカロンに、たっぷりのチェリージャム。それぞれのパーツを味わい、最後はぱくっと全体を合わせていただきました。イチオシのお気に入りです。
アリスのガーデンをイメージしたというこちらのスイーツ。緑のチョコレートが、物語に登場するイモムシに見えませんか?
中にブラックベリーのジュレを包み込んだハイビスカスのムースは、見た目よりも軽くてさわやかな味わいでした!
"Eat me"と書かれているのが楽しいマカロンはピスタチオの色味が渋い。
アリスがテーマなのに、アリスは登場せず、クールで控えめな演出なのが奥ゆかしき京都のアフタヌーンティだと思いました。(シニカルな意味ではありませんよ)
老舗のお菓子で京都気分を味わえる♪
「亀屋良長」は、1803年(享和三年)、京菓子の名門とうたわれた菓子司・亀屋良安からのれん分けをして、京都・四条醒ヶ井(さめがい)にて創業した老舗の菓子司です。
真ん中の「貴船川ジェリー」は、京都の奥座敷である貴船川の清流に見立てた、初夏にぴったりの羊羹(ようかん)をカットしたもの。
左の「満々」は、甘夏とレモンの焼き菓子。
右の「焼き鳳瑞(ほうずい)」は、小豆茶(小豆の煮汁)をココナッツシュガーで泡立てた生地のメレンゲだそうでびっくり!いちご、抹茶など、お味はアトランダムに提供されるようです。
京都のアフタヌーンティーを食べに来て、京都で老舗のお菓子も楽しめるのは嬉しいですね。
セイヴォリーとドリンクについて
「トルティーヤ ローストビーフ 春キャベツ カクテルソース」はお肉の味わいが最高級!アフタヌーンティーにこのレベルはなかなかありません。じっくり吟味あれ。
サクサクのもなか、パリパリの春巻き、ほっこりポテトでバルのおつまみのようなセイヴォリーに、お酒が好きな方は飲みたくなるかも?
ウェルカムドリンクは「Japanese hare (ニホンノウサギ)」
明治初期から続く老舗茶舗「柳桜園」のほうじ茶と豆乳をベースにしたリッチで芳醇な香りと共に、黒豆きな粉とキャラメルシロップのアクセントが楽しめるモクテルです。
ダージリンの飲み比べも楽しめるフリーフロー
ドイツ・ロンネフェルト社の紅茶やハーブティーを中心としたラインアップが約14種もあり、イタリア「illy(イリー)」のコーヒー豆を使ったコーヒーからヘーゼルナッツラテなどのフレーバーコーヒーまで、2時間のフリーフローで楽しめます。(ラストオーダーは終了の30分前)
今回は「Lounge & Bar 1867」のセレクションティーとして「2022 ダージリン ファーストフラッシュ タルボ茶園」がいただけるので、ロンネフェルトの「ダージリンサマーゴールド」と飲み比べも楽しめます。
Lounge & Bar 1867
いかがでしたか?
大政奉還の行われた年“1867”を名前に冠した、大人の隠れ家のようなラウンジ&バー「Lounge & Bar 1867」で、このユニークなアフタヌーンティーを楽しんでみませんか?
亀屋良長コラボレーション Alice in Kyoto Afternoon Tea
2023年5月1日 (月)~2023年6月30日(金)
12:00 ~17:00
※スタート時間は12:00、13:00、14:00、15:00のいずれか。
※一部日程(土日祝日など)は、12:00、15:00の2部制
※すべて2時間制、最終入店15:00
おひとり様 5,500円(税サ込)
※おひとりさまから予約が可能
Lounge & Bar 1867
京都府京都市東山区大橋町84
ダーワ・悠洛 京都 by バンヤンツリー・グループ 1階
075-366-5800
公式ページ(外部リンク)
取材協力:ダーワ・悠洛 京都 by バンヤンツリー・グループ