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地球の日に先駆けて「アースデイ東京2022」@代々木公園へ【東京都渋谷区】

Luna Subitowriter editor(東京都渋谷区)

「アースデイ東京2022」@代々木公園に行ってきました。コロナ禍で行けなかった時もありますが、2001年の開催以来、ほぼ毎年伺っています。

会場MAPはこんな感じ。このMAPは入場ゲートでいただけます。
会場MAPはこんな感じ。このMAPは入場ゲートでいただけます。

入場ゲートには「コロナ時代のフェスのお作法」の注意書きがしっかり。入場は無料ですが、ゲートを通る時に必ず検温をします。

渋谷公園通りにほど近いオフィシャル入場ゲートの糸が複雑に絡み合うデザインは、個々人のアクションが大きなうねりになっていく様子を表現しているそう。両端の黄緑の顔のキャラクターは、カーボンニュートラルを象徴する「カボニュー」。

アースデイ東京の公式HPによると、1970年に米国のG・ネルソン上院議員が4/22を”地球の日”であると宣言したことからアースデイが誕生したそう。アースデイには代表も規則もなく、民族・国籍・信条・政党・宗派を超え、誰もが自由に地球環境を守るアクションができます。

代々木公園の会場に並んだ約130の多様なブース
代々木公園の会場に並んだ約130の多様なブース

野外ステージでは恒例の「アースデイコンサート」を開催。過去には忌野清志郎さんやUAさんなどもここで熱唱しました。2022年のライブの詳細はこちら。

動物保護を訴える団体も多数出展していました。こちらのブースは、密猟や生息地破壊で激減しているトラやゾウの保護活動をしている認定NPO法人。奇しくも今年は寅年ですが、トラは全世界にわずか3千頭ほどしか生息していないそう。アフリカゾウも象牙目的で年間2~3万頭も殺されているのだとか。人間は本当に罪深いですね…。豊かな地球環境を守るためには、生態系を守ることが必須で、野生動物を含む多様な生きものとの共存が欠かせないですよね。

野外ステージ側には曹洞宗の座禅体験ができる「Earth禅堂」というコーナーもありました。環境に配慮した持続可能な社会のあり方を問うSDGsの取組みは「禅」の生き方に通じるそう。SDGsって 何も新しい考え方ではなく、禅のようにむしろ古来より大切にされてきた根源的な行動原理なのかもしれません。

環境問題にかかわるニュースを発信するwebメディア「NET ZERO NOW」のブースの前には、参加者が環境への願いを書きしたためた絵馬がびっしり。

「ちきゅうにやさしくする!」「ごみをへらす」――はい、まずはで自分にできることからですね。

「戦争の無い平和な社会」――まさに。心の底からそう願います!

こちらは再生プラスチックを編み込んだハンドメイドのかごバッグをインドネシアで制作して販売しているTipijuaさんのショップ。再生プラスチックだから丸洗いできるそう。しかもすごく丁寧に編んであって丈夫そうなので、私もひとつ購入させていただきました。

こちらがそのバッグ。A4サイズがすっぽる収まる大きさだけど、とても軽くて柔らかくて持ちやすいです。うちの猫が早速中に入ってしまいましたが、5kg超えの猫を入れたまま持っても大丈夫でした。見た目もかわいいし、価格もかわいい1500円。おすすめです!

「アースデイ東京2020」@代々木公園は4/17までですが、アースデイ関連のイベントが4/22~24に渋谷、原宿、銀座で開催される予定なので、ぜひ足を運んでみてください。
「アースデイ東京2022」イベントの詳細はこちらをご確認ください。
4/16~17のアースデイ東京@代々木公園のマップ&タイムスケジュールはこちら。

writer editor(東京都渋谷区)

奥渋在住20余年。旅、アート、インテリア、ウエルネス、映画、猫など多様なメディアに携わる文筆家。

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