【川越市】シャインマスカットに巨峰、それに珍しい新品種も…。一度は食べたい、川越産のぶどうを紹介!
皆様は川越がぶどうの名産地であることをご存知でしょうか。今回はぶどうを直売している農園を中心に川越産のぶどう事情をお届けします。
歴史は65年以上の地域に愛されるぶどう園
川越のぶどう農園は主に市内の北西部、入間川の近くにあります。今回、ご紹介する「窪田ぶどう園」は住所でいうと川越市的場にあります。
こちらは主として巨峰とシャインマスカットという二つの品種を生産しています。町なかに「シャインマスカット」というのぼりが立っているので、「川越はぶどうの名産地」ということを知らないと、ちょっと驚くかもしれません。
私は2023年9月1日の午後に足を運びました。すると店頭にはきれいな巨峰とシャインマスカットが並んでいました。
この時は合わせて1,000円分の巨峰とシャインマスカットを購入しました。自宅でいただきましたが、どちらも本当に甘かった!
農園主さんのお話によると、「窪田ぶどう園」は65年以上の歴史があるそう。全国各地に発送することが多くて、生産したぶどうの行き先は発送と直売が中心。小売店にはほとんど並ばないこともあり、こちらを含めて川越産の巨峰は「幻の葡萄」と呼ばれることもあるそうです(園主さんのコメントより)。
直売については、特に地域の方に愛されていて午後には売り切れてしまうこともあるとのこと。実際、私は翌日の9月2日にも足を運びましたが、その時はその日の販売分のぶどうは売り切れていました。さすが皆様、美味しいものをよくご存知です。
【施設情報】
- 施設名/窪田ぶどう園
- 住所/埼玉県川越市的場537-1
- 営業時間等/基本的には午前中から販売(不定とのこと) ※2023年のぶどうの販売は9月10日頃までの見込み
- 公式SNS/Facebook
シャインマスカットの次はこの品種!?
もう一つ、素敵なぶどう農園を紹介しましょう。「大室ぶどう園」では、歴史があって川越産のぶどうの代名詞ともいえる巨峰や最近、人気のシャインマスカットの他に、マスカサーティーンという品種も販売しています。
マスカサーティーンは次世代のシャインマスカットともいわれる新しい品種です。自宅で調べたところ、一般的にはマスカサーティーンはシャインマスカットよりも皮が薄く、皮ごと食べたときの食感がよいとされているそうです。
私は今年(2023年)の9月5日に足を運びましたが、すでに今年の巨峰の収穫は終了したとのこと。この日はマスカサーティーンとシャインマスカット、それにピオーネを販売していました。
こちらでもシャインマスカットを購入しましたが、やはり美味でした。
【施設情報】
- 施設名/大室ぶどう園
- 住所/埼玉県川越市笠幡892
- 販売期間/2023年は9月10日頃までは直売を実施予定(以降は状況に応じてとのこと)
今回は二つのぶどう農園を紹介しましたが、どちらも2023年は今週末(9月10日)ぐらいまでの見込みです(以降は状況に応じて)。例えば「窪田ぶどう園」のシャインマスカットの直売は9月1日にスタートしたとのことで、この美味しさを味わえるのは短い期間です。それだけにとても貴重ですよね。
ぜひ皆様にも味わっていただきたいのですが、直売所で販売しているぶどうは数に限りがある旨、ご了承いただけますと幸いです。他にもこのエリアにはぶどう農園があるので、巡ってみるのもよいかもしれません(農園や近隣の方々のご迷惑となることがなきよう、よろしくお願い申し上げます)。
それに、もし購入できなくても、「川越はぶどうの名産地」は私たち川越市民としては知っておきたい情報といえるでしょう。川越産のぶどうは美味しいのです!