【甘い物・揚げ物がやめられない】40代50代は要注意。疲れが抜けない時に限って食べてしまう理由3選
お世話になります。オンラインダイエットコーチのナイトです。
「疲れている時に限ってスイーツ、ラーメン、ハンバーガーやフライドポテトを食べたくなるんだよね、、、何でなんだろう?」あなたはこんな経験がありませんか?
疲れているときほど甘い物や揚げ物など、カロリーの高い食品を無性に欲しくなるのはなぜでしょうか?
特に40代・50代の方は、疲れが抜けない状態が続くと、こうした誘惑に打ち勝つのがとても難しくなり、気づけばいつもフードコートでハンバーガーセットやラーメンを注文し、食べながら会社のPCを開いてカタカタ…。これでは健康によいわけがありません!
とはいえやめられないのも事実。
この現象にはいくつかの理由が関係していきます。今回はその主な理由3つを紹介します。ぜひ最後までチェックして下さい。
1. ストレスホルモンによる影響
疲れがたまると、私たちの体はストレスを感じやすくなります。このとき、体内で「コルチゾール」というストレスホルモンが分泌されます。コルチゾールは、エネルギーを確保するために糖分や脂肪を体に取り込もうとする働きがあるため、甘い物や高カロリーな食べ物を無性に食べたくなります。
特に、仕事や家事、人間関係などで多くのストレスを抱えやすい40代・50代は、慢性的なコルチゾールの分泌により、疲れが取れにくくなり、甘い物や揚げ物への欲求が高まりやすくなります。要するに、今あなたが抱えているストレスを他の刺激(甘い物など)によって打ち消そうと体が働くわけですね。
2. エネルギー不足による欲求
疲れている時は、体がエネルギー不足を感じています。糖分や脂肪は、手っ取り早くエネルギーを補給できるため、体が自然とそれらを欲するようになります。甘いスイーツや揚げ物は高エネルギー食品であり、食べることで一時的に元気が出るため、脳は「これを食べれば楽になる」と判断し、無意識に手が伸びてしまうのです。
しかし、このエネルギー補給は一時的なもので、血糖値が急激に上がった後、すぐに下がってしまうため、結果的にさらに疲れやすい状態を作り出します。40代・50代は代謝が若い頃よりも低下しているため、こうした食べ物のエネルギーがすぐに消費されず、脂肪として蓄積されやすくなります。何かといえばハンバーガーショップに行ってしまう方は要注意です。
3. 神経伝達物質のバランスの乱れ
甘い物を食べると「セロトニン」という神経伝達物質が分泌され、リラックスや満足感を得ることができます。疲れているときは、このセロトニンの分泌が低下しがちで、心の安定を保つのが難しくなります。そのため、甘い物を食べてセロトニンを増やし、気分を良くしようとするのです。
また、揚げ物などの高脂肪食も、ドーパミンという快感を感じる神経伝達物質の分泌を促します。これは、一時的に気分を高める効果がありますが、習慣的に摂取すると依存性が高まり、ますますこうした食べ物を欲するようになってしまいます。
その昔、「おいしいものは、脂肪と糖でできている。」というCMがありましたが、美味しい=体に良いということではない、ということを理解しておきたいですね。
対策:疲れた時にするべきこと
疲れた時に甘い物や揚げ物を食べたくなるのは自然な反応ですが、それが続くと健康に悪影響を及ぼします。40代・50代の方は、疲れた時こそ、バランスの良い食事を心がけましょう。
まず、エネルギー補給のために、食物繊維やタンパク質、ビタミン、ミネラルを豊富に含む食品を選ぶことが大切です。例えば魚、納豆、卵、ヨーグルト、果物など。体に優しくエネルギーを補給してくれて、体の回復を助けます。
さらに、食事だけでなく、適度な運動や、7時間程度の睡眠も疲労回復に効果的です。ストレスを感じたときは、軽いウォーキングや散歩、ラジオ体操やストレッチなどを取り入れてみてください。
まとめ
疲れているときに甘い物や揚げ物を欲するのは、体がストレスやエネルギー不足、神経伝達物質のバランスの乱れに対処しようとしているからです。しかし、こうした食べ物に頼りすぎると、健康を損なうリスクが高まります。
40代・50代の方は、日々の食生活を見直し、バランスの良い食事を心がけることで、疲れにくい体を作ることができます。自分の体と向き合い、無理のない範囲で健康的な習慣を取り入れていきましょう。
オンラインダイエットコーチのナイトでした。