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「オクラ」は茹でないで!火をつかわずにOK【野菜のプロ】農業女子歴15年が伝授

榎本房枝農業女子/野菜ソムリエプロ
収穫したオクラ

オクラがたくさん出回るシーズンです。直売所やスーパーでもいつも以上に見る機会が多い時期です。今が旬の野菜なので価格もとてもお手頃で、夏には常備されてる野菜のひとつかもしれません。そんなときに、即できて楽々簡単なオクラの使い方をご紹介します。

農家は生で食べます

収穫したてのオクラたち(大きく、長くてもやわらかい品種と、星形の品種のオクラ)
収穫したてのオクラたち(大きく、長くてもやわらかい品種と、星形の品種のオクラ)

幼い頃から、食卓にのぼるオクラはすべて生でした。それが当たり前だと思って食べていましたが、20代で就職しホテルの調理師として働いていたとき、はじめて火を入れて、茹でて食べることを知ったのです。非常に恥ずかしかったことを覚えています。世間では茹でて食べるのか!なぜ?という疑問も持ちながら、調理していました。

新鮮なオクラは生食を挑戦してみて

新鮮なオクラは生で食べられるので、手に入ったら挑戦してほしいです。茹でる時のように、軽く塩をして板ずりをして、オクラのまわりにあるうぶ毛のようなものを取ります。これをしないと食感が悪くなるので、生で食べる時は必ずやってください。

そしてガクの部分を取り上部をカットします。

あとは、好きな大きさにスライスして食べます。薄いスライスでも、厚めでも料理によって変えていきます。私は納豆やモロヘイヤとあえるときは、薄切りスライスで食べますが、ちょっとした和え物として使うときは、ぶつ切りカットでゴロゴロスタイルです。

和え物は、こんな感じ

豆乳ヨーグルト使用のオクラの和え物
豆乳ヨーグルト使用のオクラの和え物

お豆腐を使った白和えと同じ感覚で、最近では豆乳ヨーグルトを使用して和え物を作ります。適当にカットした生オクラに、大豆ヨーグルトと、調味料(醤油や味噌)などお好みで味付けて出来上がり!という楽々で火も使わず、1品おかずが出来るので、おすすめです。

明治ブルガリアヨーグルトと、フジッコまるごとSOYカスピ海ヨーグルト
明治ブルガリアヨーグルトと、フジッコまるごとSOYカスピ海ヨーグルト

以前は普通のヨーグルトを水切りして使っていましたが、家族が乳製品の食物アレルギー体質になり、最近では豆乳で作られたヨーグルトを使用する頻度が増えました。植物性たんぱく質も取れるのでかなり常用しています。この「フジッコまるごとSOYカスピ海ヨーグルト」はそのまま食べるとちょっと粉ぽさを感じたので、常に何かと合わせて食べています。健康を考えて、なるべく大豆製品は常用したいので、食事で無理なく気軽に取り入れるようにしています。

フジッコ「まるごとSOYカスピ海ヨーグルト」レシピ

※今回、フジッコさまより「まるごとSOYカスピ海ヨーグルト」を提供いただきました。本記事制作にあたってはガイドラインに基づき公平中立に制作しています。

※記事の内容は記載当時の情報であり、現在と異なる場合があります。

※この記事には個人の見解を含みます。

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農業女子/野菜ソムリエプロ

農業女子(農水省・農業女子プロジェクトメンバー)、農業内外の様々な企業とのコラボで、使いやすい商品開発をし、職業としての農業と、野菜の魅力を社会に発信中。農業女子としてメディア実績多数。農作業着など現場の意見を取り入れてもらい「ワークマン公式アンバサダー」として、商品開発あり。保有資格:野菜ソムリエプロ、調理師、フードアナリスト2級。

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