【富士宮市】新茶の季節です!祖母の代から御用達の『常盤園』のお茶は飲んだら忘れられない味!
市内大宮町にあるお茶の『常盤園』さん。祖母の御用達のお店で、新茶の季節になると東京方面に住んでいる兄妹にお茶を送りたいと毎年訪れていたお店です。
幼い頃は着いていくとおいしいお茶飴をくれたので、それが楽しみでした。車の免許を取ってからは、祖母を横に乗せて…。十数年前に祖母は他界しましたが、新茶の季節になるとふとそんなことを思い出します。
愛媛に住んでいる友人が、愛媛もお茶の産地のはずなのですが『静岡のお茶はおいしい』と絶賛!なので毎年5月に新茶を送るのことにしていますが、大切な相手へ送るお茶は祖母の受け織の『常盤園』で購入しています。
八十八夜の新茶を買いに一年振りに訪れた常盤園さん。
母親を誘い一緒に行くと、新茶の説明を丁寧にしてくれました。
所狭しと並ぶ茶箱。素材には、湿度が高い日には水分を溜め込み、低い日になると放出する、吸湿の調整機能の高い素材で作られているそう。
茶箱のお茶を選び、お願いするとその場でバックに入れてくれます。
購入した八十八夜の新茶。御進物用だと味が分からないのですが、常盤園さんでは購入したお茶を淹れてくれるので、自分の舌で確かめたおいしい味を大切な方に届けることができます。
濃いグリーンのお茶から上がる湯気さえ、心に染み入るような良い香りで思わず深呼吸をしてしまいます。
ふと母が祖母の話をすると、お店側からしたら沢山のお客さんの一人だったはずなのに、祖母の事を覚えていてくれました。
大好きだった祖母と久々に会えたようなそんな気持ちになり、嬉しく思いました。
店内にあったワンコのイラストのパッケージのお茶がかわいくて気になったので、お店の方に伺うと、愛犬がモデルなんだそう。
頭にさりげなく乗った茶葉が動物好きの心をくすぐります。この商品は売り上げの一部を動物愛護団体に寄付するとのこと。
かわいい上に、動物の保護に寄付ができるなんて一石二鳥!と自宅用に購入しました。
小雨が降っていたにも関わらず、お店の外まで見送りに来てくれた店主さん。人情味溢れる対応をして下さり、帰るのが切なくなるようでした。
自宅用にと購入した『FUKAMUSHI CHA』。帰ってから早速淹れてみました。
深蒸し茶は茶葉が細かいので温度が低め(70度くらい)のお湯で抽出時間を短めの方がおいしく淹れられるそう。
約30秒ほどで綺麗な深い緑色になります。深蒸し茶は飲みやすいとは思っていましたが、コクがあり渋みはほとんどありません。まろやかな味わいでマグに注いでごくごく飲めちゃうおいしさです。
また水出しもできるようなので、これからの季節にもぴったり。30g入りで300円と値段も手ごろなので、手紙の封筒にそっと忍ばせたり、ちょっとしたプレゼントにも良さそう。
7月1日から10日までは50名以上のアーティストの作品が商店街に集結する『ふじのみやまちなかアートギャラリー』が開催されるそうで、チラシを頂きました。
今年で第19回目だそうですが、まだ一度も行ったことがないので、アートギャラリーを楽しみに、また常盤園においしいお茶を買いに寄りたいと思います。
お茶の常盤園
住所:富士宮市大宮町8-9
TEL:0544-26-6375
営業時間:9:30~20:00
定休日:日曜日(本店)