【宗像市】「アンティーク時計展」開催中の『gallery wabi』♫古き良き時代の職人技に触れる!
JR赤間駅南口から徒歩数分のビルの2階に『gallery wabi』があります。
「gallery wabi」はアパートの一室をアートギャラリーとして改装された素敵な空間です。
通常は絵画・写真・クラフトほか様々なジャンルのアーティストの個展を主に開催していますが、現在は「アンティーク時計展+常設展示」が開かれています。
古き良き時代のアンティーク時計に出会えるとともに、これまでに開催した個展で展示された作品も同時に観賞できます。
◇「gallery wabi」の外観から
「gallery wabi」はJR赤間駅南口から宗像若宮線を南方向に数分歩いた田久交差点すぐのところにあります。
2階建てビルの2階の住居部分がギャラリーです。
現在「アンティーク時計展+常設展示」が開催されていて前半を終え、後半は10月18日(金)19日(土)22日(火)23日(水)の13時~18時の間、開廊されます。
特に大きな看板はなく見上げると、さりげなく小さな文字で「galleryわび」と書かれているのがわかります。
階段の手前に、こちらも小さく「わび 2F」の看板らしきものが…。
「アンティーク時計展+常設展示」と大きく書かれた看板を確認して、2階にあがりワクワクしながらドアをノックしました。
◇室内の様子
ドアをあけると玄関横にパンフレットラックが備え付けられていて、ギャラリーらしさを感じます。
白を基調とした美しい室内は、外観のイメージとは異なった素敵なギャラリースペースです。
玄関から向かって左手は和室になっていて、とても落ち着いた空間を演出しています。
右手入り口から中に入るとメインのギャラリースペースが広がります。
ギャラリストのセンスがうかがえる白で統一された室内は、どんなアート作品が展示されてもきっと引き立つことでしょう。
入り口左手横に展示されているのは、前回開催された「小林京和・諏訪薫ジュエリー・オブジェ展」両作家の作品です。
◇「アンティーク時計展」
ギャラリー中央のテーブルに、アンティーク時計がたくさん配置されています。
また、年代物の時計の工具やライカのヴィンテージカメラもレイアウトされていて、アンティーク時計を引き立てているようです。
レトロな趣のあるフォルムに、どこか懐かしさを感じさせる時計の数々です。
赤いベルトが印象に残る腕時計でした。
古い懐中時計の文字盤が、懐中時計と並んで壁に展示されていて、とてもおしゃれな感じがしました。
常設展示の現代的なアート作品と、アンティークな懐中時計が同じラックの上で、時代のギャップを表現しているかのようです。
さりげなく置かれた「手巻きムーブメント」。
じっと見ていると、複雑な構成の絵画のようで引き込まれてしまいます。
時計職人が使っていたであろう「時計用のルーペ」の展示もあり、日常では目にすることのない工具を興味深く見学しました。
◇「常設展示」の作品紹介
酒井 忠臣(さかい ただおみ)
代木 チカ(てしろぎ ちか)
小林 京和(こばやし けいわ)
諏訪 薫(すわ かおる)
中西 秀明(なかにし ひであき)
中西 久吉(なかにし ひさよし)
大野 金繁(おおの かねしげ)
木寺 一路(きでら かずみち)
今回見学させていただいた、ギャラリーに常設展示されているアーティストの作品とお名前を紹介しました。(敬称略)
◇「響きあうアート宗像」
「gallery wabi」のオーナーである武藤美奈さんは、芸術祭「響きあうアート宗像」の発起人でもあり、11月に予定されている第1回芸術祭のパネル展やワークショップなどイベントの準備に多忙な日々を過ごしています。
そんな中、開催された「アンティーク時計展+常設展示」では、アンティーク時計の良さを感じ、常設のアート作品にも刺激をいただきました。
また、今後「響きあうアート宗像」のイベントについても取材できればと考えています。
通常は作家の個展の企画が中心に行われる「gallery wabi」ですが、今回アンティークの時計展という珍しい展示会が開催されています。
今後も別の企画で、様々なアーティストの作品をこの素敵な空間で観賞できることが楽しみです。
現在開催中の「アンティーク時計展+常設展示」を機会に、日常を離れた異空間へいざなってくれる「gallery wabi」に足を運んでみてはいかがでしょう。
◆「gallery wabi」について
所在地/ 〒811-4175 宗像市田久二丁目11-12高原ビル202号室
Open/13時〜18時
「アンティーク時計展+常設展示」次回開廊日
10月18日(金)19日(土)22日(火)23日(水)
※詳しい情報につきましては、公式Instagramでご確認ください。