<告知>航海の安全と豊穣を願う海のお祭りが4年ぶりに開催決定!【那覇市】
那覇三大祭りのひとつ「那覇ハーリー」が4年ぶりに、開催されると決定しました。
待ち焦がれていた方が多いのではないでしょうか?
お祭りについてと主催者様の意気込みと注意点をお伺いしましたので、併せて紹介します。
「那覇ハーリー2023」開催決定!
本来、ハーリーはユッカヌヒー(旧暦の5月4日)に開催されますが、那覇ではたくさんの方に見てもらえるようにと毎年5月3日~5月5日の3日間開催されます。2023年も同じです。
那覇ハーリーの歴史
那覇ハーリーの歴史について、おさらいしておきましょう。
「NAHANAVI」のサイトに書かれていたことを引用します。
引用:NAHA NAVI
長い歴史のあるお祭りですね。
「那覇ハーリー」の特徴は、大きな爬龍船(はりゅうせん)が使われることです。長さ14.5m、幅2.12m、重さ2.5tで、乗組員は漕ぎ手32名、鐘打ち2名、舵取り2名、旗振りなど6名の総勢42名が乗り込みます。
船体の先に龍頭、船尾に龍尾の美しい彫刻あります。那覇ハーリー当日は船頭や船尾の飾りは見づらいかもしれませんが、安里のさいおんスクウェア前にあるベンチになっているモニュメントなら、いつでも誰でも見ることが出来ますね。
那覇ハーリーのイベント
那覇ハーリーは沖縄のハーリーの中で最大規模なので、イベントがたくさんあります。
5/3:那覇市の中学校の対抗戦・地域団体対抗戦
5/4:海上保安庁の船の体験乗船・ハーリー船の体験乗船
5/5:職域対抗戦・御願バーリー、本バーリー
3日間通して行われる、ずらっと並ぶキッチンカーと音楽などのステージ、子供に大人気の移動遊園地などが陸上でもイベントが開催され、最終日には花火も打ち上げられます。
那覇ハーリーのメインは最後に行われる「御願(うがん)バーリー」と「本バーリー」ですね。
御願バーリーは、古式ゆかしい衣装でハーリーウタ(歌)を歌いながら、鮮やかな櫂さばきで港内を回遊する儀式で、豊穣を願うものです。
その後、本バーリーでは泊、久米、那覇の3つの船が競漕し、その年の覇者を決定します。
「那覇ハーリー」の意気込みと注意点
那覇市観光協会の方に那覇ハーリーの意気込みと注意点を伺いました。
「3日は那覇市内の中学生による競漕があります。決勝戦は白熱し、たくさんの方が応援に駆け付けます。
4日は一般の方のハーリー船の体験乗船があり、1人100円(身長100cm以上の方が参加できます)で爬龍船(はりゅうせん)を漕ぐことが出来ます。大変人気で混みあいますので余裕をもって来場ください。
5日の職域対抗戦は軍に所属するアメリカ人対決などもあり、インターナショナルな雰囲気も楽しめます。お祭りの最後は御願バーリーと本バーリーです。
この他に音楽などのステージや出店のグルメを味わうなど、3日間のどの時間帯でも思い思いに楽しめますが、熱中症対策と夜間の寒さ対策をお願いします。」
「また、会場に駐車場はありません。公共交通機関のご利用をお願いします。」とのことでした。
路線バスで来場すると渋滞にあってもイライラしませんし、駐車場の心配も不要ですね。路線バスなら「泊高橋」下車歩いて10分くらいです。
持って行くと良いものと参加する時間
「那覇ハーリー」を見に行く時は、次のものを準備すると良さそうです。
• 小銭
• 帽子(日傘は周辺に十分注意してください)
• タオル
• ウェットティッシュ
• 日焼け止め
• パンツスタイルとスニーカーなど動きやすい服装+羽織もの
沖縄のイベントはお昼ごろなどゆっくりスタートするものが多いですが、那覇ハーリーは10:00頃からイベントがあり1日遊べます。3日間とも参加しても良いですね。
最後になりましたが、この記事を書くにあたって那覇市観光協会の方に大変お世話になりました。この場をお借りして厚く御礼を申し上げます。