【名古屋市】名鉄で最大最古の車両基地がある「須ケ口駅」が開業110周年を迎え、記念切符を発行中!
名鉄(名古屋鉄道)の須ケ口駅は、岐阜・一宮方面から接続する名古屋本線と津島・弥富方面から接続する津島線を結ぶ地点にある。
須ケ口駅が開業110周年を迎え、シブさが際立つ記念切符を発行中だ。発売期間は今月12日(月・祝)まで。
記念切符(税込み170円)は、須ケ口駅の改札口で購入できる。購入すると裏面に記念スタンプを駅員が押印してくれ、駅構内に入場できる。記念切符はあくまで入場券であり、電車に乗車する際は別途、乗車券が必要だ。
記念切符を手に入れた後、駅構内を散策するだけではもったいない。須ケ口駅には、名鉄が誇る最大の車両基地「新川検車支区」が隣接している。敷地面積は2万2831平方メートルの広大さで、最大で78両もの車両を留め置くことができる。
検査ピットを3本備えるほか、車両旋盤やドロップピットなどを保有した検修施設となっており、事故で破損した車両の修理なども実施。名古屋駅に至近に位置することから、名鉄における列車運行拠点として重要な役割を担っている。
新川検車支区は現存する名鉄の検車支区の中でも最も歴史が古く、1929(昭和4)年に開設された。現在の施設からは、経てきた歴史をうかがい知る物などは見当たらない。ただ、周辺を歩いて回ってみると、須ケ口駅が名鉄最大の車両基地を抱えながら、長い業歴の中で果たしてきた責務がしのばれる。
名称:名古屋鉄道「須ケ口駅」
住所:愛知県清須市須ケ口駅前一丁目
営業時間: 始発から終電まで