【神戸市】阪神大震災で倒壊した橋脚の現在地と当時の破損部品を展示する震災資料保管庫
阪神大震災で倒壊した阪神高速3号神戸線
阪神大震災により倒壊した阪神高速の写真や映像は地震の破壊の威力を示すとともに世界に大きな衝撃を与えました。今でも阪神大震災といえばこの倒壊した阪神高速の写真を思い出す方も少なくないことでしょう。
その倒壊した阪神高速の現在の場所がこちら。上の写真にある右側の青いビル辺りから先に向かい、635mにわたり橋脚が右側に倒壊していました。
橋脚が倒壊し始めた場所は芦屋市と神戸市のちょうど境界あたりの神戸市に入ったところ。この場所に立ちこの大きな橋脚が完全に倒壊していたことを想像するだけで恐怖を感じます。
倒壊した橋脚などを後世に伝える震災資料保管庫
阪神高速では、阪神大震災でと倒壊した橋脚の一部を保管展示して公開しています。地震による橋脚の破壊という観点から地震災害の大きさを後世に伝える貴重な施設と言えます。
展示では大きくひびが入った橋脚の柱やこの地震で破壊された特徴のある被災建造物が34点展示されています。どの展示物も橋脚の部品だっただけにサイズが巨大。それが破壊されていたり変形している姿を目にするとこの地震の破壊力の大きさを思い知らされます。
この震災資料保管庫は一般向けに無料公開されています。予約制で月に4回公開日が設定されています。またこの保管庫は、阪神高速5号湾岸線の真下にありここから眺める湾岸線は絶景。
阪神高速先進技術研究所 震災資料保管庫
神戸市東灘区深江浜町11−1
阪神電車深江駅からタクシー約10分または徒歩約30分
公式サイト