福岡市南区の旬な情報を発信中！　号外NETライターのいもひこです。

今回は、平和にある老舗醤油店「タケシゲ醤油」です。

「タケシゲ醤油」でピンと来なくても、万能ソース「ニワカそうす」をご存知の方は多いのでは。「ニワカそうす」の生みの親「タケシゲ醤油」は、なんと平和の住宅街・西高宮小学校の隣にあります。

店内はテイスティングもできる直売店「招くしょうゆ屋」

店内は「招くしょうゆ屋」として、醤油を実際に手に取ってご覧頂いたり、ご試食も頂ける直売店となっています。

醤油以外にも出汁商品やポン酢のほか飲むお酢やドレッシングなど、さまざまな商品がズラリと並んでいました。

九州醤油シリーズがズラリ

「濃口九州醤油」「伝統九州醤油」「甘口九州醤油」など多数販売されていました。サイズは商品によりますが、1.8L・1L・360ml・100mlなどのサイズバリエーションをご用意。

ミニサイズは100mlで、お試しサイズとしても重宝されているそうですよ。

醤油のテイスティングもさせて頂きました。
実際に自分の舌で味わえるのは嬉しいですよね。

予算に応じたプチサイズ醤油などのギフトボックスも贈れるそうですよ♪
ビジュアルもかわいいのに実用的。珍しいのでお土産トークに花も咲く。
これは喜ばれますね～！

ロングセラーの万能ソース「ニワカそうす」も

便利な調味料「ニワカそうす」は、主婦の方に重宝されている博多発の万能調味料として、メディアやレシピ本などに多数紹介されています。

ラクチン調理で時短なのに、ちゃんと愛情ごはんが作れる万能ソース。

「今日の夕飯何にしようかな？」と時間がない時は、このソースを使うとかけるだけで一品作れちゃうスゴイ商品。筆者も数年前からお世話になっていました。

人気商品「ニワカそうす」も入ったギフトボックスなども販売されていましたよ。

万能ソース「ニワカそうす」と魔法スパイス「マキシマム」とのコラボ商品も。

ソフトドリンクにもお酒にも変貌する美味しいお酢

「飲むお酢」の熟成酢シリーズです。
「マスカット酢」「青森りんご酢」「ざくろ酢」など種類も豊富！

特別に試飲させてもらいました。飲むお酢といったら結構酸っぱいイメージがありましたが、どちらかと言ったら甘い！ ジュースみたいに飲みやすいです。

果物果汁が入っているので、甘くてとても飲みやすい商品。

お水や炭酸水と割ってソフトドリンクとして飲んだり、ジンと割ってフルーティなお酒として夜に楽しんだり。子供が喜ぶフルーツお酢ゼリーにしてみたりもイイ。
健康にも良い、美味しいレシピは無限大です。

そのほか「塩みりん」「なんでも酢」やポン酢のほか、

珍しいドレッシングやソースなど、気になる商品が目白押し。

福岡市では取扱いがほぼないと言われる、伝説のキルギス産の白ハチミツも発見しました！ 超稀少な商品なので、あんまり教えたくないですが(笑)。
これを見た方は超ラッキーです。

そのほかハムカツなどもあり、お伝えしきれない商品ばかり。
まだの方は一度足を運んでみて頂きたいです。

博多で育ち、料理人に愛され続ける伝統の味

老舗醤油店「タケシゲ醤油」は平和にありますが、江戸時代に福岡市博多区呉服町で生まれた老舗醤油店で、歴史はなんと約270年以上！ 筆者はお恥ずかしい話、そんな老舗醬油店が福岡市南区にあるなんて知りませんでした。

前身は「五福醤油」という屋号で長年営業していたそうです。後継者問題や都市化の影響で1992年に一度閉業してしまったそうですが、なんとその後復活を果たしたそうです。一度閉業したにも関わらず、見事復活を遂げたのがスゴイところ。

前身の「五福醤油」は料理人のみが知る醤油だったそうですが、手間を惜しまぬ職人技が生み出す絶妙な味は「まろやかで素材を引き立てる」と料理人の間で太鼓判を押される程の醤油でした。

32年前閉業するも、多数の料理人の後押しで大復活

閉業後たちまち「飲食店の味が変わるのが困る」と存続の求める声が多数の飲食店からあがり、見事に復活を遂げました。「タケシゲ醤油」として屋号は変わりましたが「昔の味と信念はそのまま」に、令和の今日まで愛されています。

醤油は名脇役であるべき。タケシゲの想いとは

料理人に愛され続け「まろやかで素材を引き立てる」と評判の伝統の味は、全国品評会で最高賞位を13年以上連続受賞した事もある折り紙付き。

おいしい醤油を追求し、時代に合った醤油を作り続けてきた「タケシゲ醤油」は「醤油は名脇役であるべき」と、出しゃばらずに主役である「食材」の魅力を引き立てる商品づくりに挑戦し続けています。

若久で30年ほど営業した後は、平和に移転されました。
色々な「タケシゲ醤油」の商品を、手に取ってみてはいかが。

2台分の駐車場エリアもあります

ちなみに駐車場は建物裏側に2台分の駐車場があるそうです。

公式サイトには「《日本一わかりにくい!?》タケシゲ醤油への行き方」と題された、とても分かりやすい説明ページもありますので、車でお越しの際は事前にご覧下さいね。

タケシゲ醤油

住所：福岡市南区平和1-23-6

TEL：092-526-9682

営業時間：10～18時

定休日：日・祝日、お盆、年末年始等

公式ホームページ：タケシゲ醤油

公式Instagram：タケシゲ醤油公式アカウント