【東大阪市】もう一つの石切神社!?生駒山の懐に荘厳な雰囲気が漂う「石切劔箭神社上之宮」。
皆さんは、石切劔箭神社をご存知ですか?東大阪を代表するパワースポットであり、不確かな面もありますが、3世紀崇神天皇の時代に創建されたとても古い神社です。「御神威が、強固な岩をも切り裂き、貫き通すほど偉大である」という由来から、鋭い刃物により、腫れ物を治してもらえるとの信仰が伝えられ、現在ではお百度参りでも有名です。
しかし、石切神社から生駒山の麓へ登ると「上之宮」があるのはご存知でしょうか?今回は、その「石切劔箭神社上之宮」に行ってきた様子をお伝えします。パワースポットがお好きな方必見です!
石切神社商店街から近鉄奈良線「石切駅」を超え、さらに15分ほど生駒山の麓へ登っていくと、大きな鳥居を発見しました。「石切劔箭神社上之社」と書いているので、石切神社と関係があるみたいです。
説明を見てみると、「神武紀元2年」と書かれており、今から約2600余年前に創建されたみたいですね。長い歴史を誇る神社であり、石切神社の奥の院といった感じでしょうか。
参道を登りきるとお社がにたどり着きました。ひっそりとではありますが、雰囲気のある神社ですね。ここでもお百度詣りができ、人も少なくゆったり過ごすことができます。
神社の真ん中に石が祀られています。石切神社はどんな強固な岩でも切れ、刺し貫くことの出来る剣と箭をご神体としているので、その剣で切った岩なんでしょうか?この石の由来は分かりませんでしたが、石切にふさわしい堂々とした雰囲気を感じます。
石切劔箭神社上之社のさらに奥へと進んでいくと、「御礼池」という池があります。人が少なく、川の上流の流れる音が心地いので、何時間でも立って眺めていられる隠れパワースポット的な感じでした。
池のすぐ横に「婦道神社」がありす。弟橘姫命と御炊屋媛が祀られています。御礼池の音を聴きながら穏やかにお参りすることができました。
ちなみにこの近くには、石切の御滝へのいける場所があるのですが、今回は入ることができませんでした。
お参りを終え、少し下ったところには「八代龍王社」がありました。創建の由来は詳しく分かっていないとのこと。石切を流れるは池にちなんで祀られているのでしょうか。
石切劔箭神社上之社は、石切神社の奥の院的な感じでしたが、様々なお参りスポットがありました。自然も豊かで本当に穴場スポットです。石切参拝に来られた際は、ぜひこちらにも立ち寄ってみてください。
石切劔箭神社上之社
【住所】大阪府東大阪市上石切町1丁目10−24
【アクセス】近鉄奈良線「石切駅」徒歩15分程度
【お問合せ】072-982-3341