【入間市】白熱したバトルが会場内を魅了した! 入間市初のスケートボード大会が開催されました。
皆さんは、入間市内でスケートボードの大会が開催されたことをご存知でしたか?
この大会は「DAPスケートランプコンテスト入間市長杯~入間市スポーツ振興まちづくり条例制定記念~in三井アウトレットパーク入間」という入間市主催で初開催という記念すべき大会で、2024年4月7日(日)に三井アウトレットパーク入間のセンタープラザで開催されました。
今回この大会で使用されたセクション(※選手が滑走する構造物や造形物)は「1,200ミリメートルランプ」というミニランプです。
「ランプって何!?」と思われる方も多いかと思いますので、少しご説明しますね! 左右に曲線を描く、楕円形を半分に切ったような形をしたセクションをランプといいます。
このランプ内を左右に滑走をしつつ、リップトリック(※ランプの角の部分を使った技)や空中でエアーターンを決めていくのが今回の競技内容なんですよ
スノーボードでハーフパイプという競技がありますが、ランプ競技はそのスケートボード版のようなイメージですね。
筆者は11時頃に会場であるアウトレットパーク内のセンタープラザへ伺いました。会場内には既に多くの方が観戦されていましたよ。 センタープラザ以外にも競技が良く見える2階の通路から観戦している方の姿も多く、今回の大会の期待度が伝わってきますよね。
アウトレットパークにお勤めの方にお話を伺ってみたのですが「センタープラザでのイベントで、ギャラリーの人がこれほど集まったイベントは無いと思いますよ。本当に驚きました!!」と仰っていました。
出場選手達は未就学児から小学3年生のキッズクラスの子ども達、小学4年生から6年生のジュニアクラスの子ども達、中学1年生から3年生のユースクラスの子ども達ということもあり、開催前からかなり注目されていました。
ミニランプとはいえ、かなりの高さがあります...。筆者はランプ脇で観戦させていただいたのですが、想像していた以上の高さに身震いしてしまいました(汗)。
しかも勢いをつけてランプの傾斜を滑り、技を決めていくわけですからね。選手達は緊張と恐怖に打ち勝つ勇気も必要となります。
会場内は選手達のドキドキが伝わってきて、まさに手に汗を握る雰囲気です。観戦していた方が、思わず「スケボーって、こんなにも緊張感があるスポーツだって知らなかったよ。これは遊びじゃないね。」「転んだら相当痛いだろうに...。それでも滑り続けるって、すごいよね。」と呟いていたほどです。
勇気を持って挑むからこその転倒シーンもありましたが、必死に立ち上がって滑り続けます。また、自分の滑りに納得がいかなくて、タイムアップしてからもラストの技を決めにいく選手もいました。
そんな選手達の最後まで諦めない姿に、会場内からは大きな拍手と歓声が沸き起こっていました。
競技が終わると、選手達は観客の皆さんに一礼をしてから審査員の元へ。そして拳と拳を突き合わせる「Fist Bump(フィストバンプ)」と呼ばれるジェスチャーをしてからランプを去っていきます。
悔し泣きをしている選手もいます。反対に満面の笑みの選手もいます。でも、最後は全員がFist Bumpで競技を終了するんです。筆者はこのジェスチャーを見ているうちに、なんだか胸が熱くなってしまいましたよ。
選手の皆さん、お疲れ様でした! そして、熱い感動を本当にありがとうございました。また次回もこのような素晴らしいスケートボード大会が入間市で開催されることを、心から願っています。
▼三井アウトレットパーク入間▼
住所:入間市宮寺3169-1
電話番号:04-2935-1616
営業時間:ショップ10時~20時/レストラン11時~21時/フードコート10時30分~21時