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【奈良】歴女必見!古代スイーツを復元したアフタヌーンティー《奈良の雑貨とカフェBARことのまあかり》

Gaya Sachikoアフタヌーンティーゆるゆる愛好家

こんにちは。

関西を中心にアフタヌーンティー巡りをしているgaya.sachikoです。

今回は一味も二味も違う、古都 奈良らしいアフタヌーンティーをご紹介します。

《奈良の雑貨とカフェBAR「ことのまあかり」で古代スイーツアフタヌーンティー》

こちらのアフタヌーンティー、なんと奈良時代に食べられていたお料理やスイーツを再現し、須恵器のプレートや高杯に盛り付けられたものなんです。

しかも、日本考古学や日本食文化史を専門とし、古代菓子再現などを研究しておられる前川佳代先生が監修されておられる本格的な古代スイーツです!

源義経がお好きな前川先生、義経はどんなものを食べていたんだろうから始まった古代スイーツの研究なんだとか⁈ 究極の推し活かも。

《古代スイーツ アフタヌーンティーの詳細》

スイーツ

索餅(さくべい)、小麦粉と米粉、塩を練った生地をねじって揚げた菓子で、プレッツェルのよう。

捻頭(むぎかた)、小麦粉と塩で練った生地を輪にして頭をねじった揚げ菓子です。

糫餅(まがり)、米粉で作った団子の生地をツル草の形に成形した揚げ菓子。

真っ白で古代の文様のような形、見ただけでワクワクしてしまうお菓子です。 揚げ菓子は香ばしく歯ごたえがあります。例えるなら柔らかいプレッツェルのような感じで、甘いスイーツというより塩気があるスナック菓子に近いです。

《左》暑預粥(いもがゆ)、甘葛風シロップを薄めた汁とヤマイモの粉を合わせて軽く煮たものです。葛湯のようにもっちりと柔らかく、優しい甘さです。

《右》粉粥(ふんしゅく)、でん粉と薄めた甘葛風シロップを煮固めたもの。お好みで甘葛風シロップをかけて甘さをプラスできます。わらび餅に近いです。

メニュー名に何度か登場する「甘葛(アマヅラ)」はツル性植物の樹液から作られたのではないか、とされる古代の日本人が味わった甘味料のひとつ。砂糖の普及とともに幻の甘味料となり、今も甘葛の復元が研究されているそうです。

セイヴォリー

餅餤(へいだん)、調理した肉や野菜などを薄く伸ばした餅で包んだ中華クレープ。

今回は青菜と鴨肉でいただきました。

《左》漬物、奈良時代には野菜などを塩漬けにするなど、漬物の歴史は始まっていたそうです。

《右》蘇、歴史の教科書で「牛乳を煮詰めた、古代のチーズのような乳製品」として習いましたが、コロナ禍で一躍注目を浴びましたね。チーズのような塩気はなく、バター飴より甘くない、不思議な旨味を感じます。

季節のフルーツ

干した柿、栗、むべ

「むべ」は「アケビ」のような果実です。天智天皇が名づけ、不老長寿の果物と呼ばれているそうです。お店の方が割ってくださいます。中は種が多く、種のまわりのゼリー状のものを食べます。果物らしい爽やかで、ほのかに甘いです。

お茶

sousukeの柿の葉茶(爽枝ブレンド)。かき氷の人気店『ほうせき箱』が手掛ける柿葉茶の専門店『sousuke』の茶葉を使用したお茶です。アフタヌーンティーではお代わりもできます。

《お店の詳細》

近鉄奈良駅から徒歩で約3分、東向き商店街と小西さくら通り商店街を結ぶ路地に面しています。

大きな切り株のような看板が目印です。

店内には奈良や歴史に関するグッズ販売、カフェコーナーには本なども置いてあります。

食べ物の名前も食材も古代の日本人が実際に味わていたもの。お料理や調理法、食材に関する歴史を、このアフタヌーンティーを通して学ぶのも楽しいですね。

《お店の情報》
▷公式サイト
http://kotonomaakari.furukoto.org/
所在地:奈良県 奈良市小西町 2 2F
電話:0742-24-9075

アフタヌーンティーの料金:¥3,850(税込)
営業時間:【平日】14:00~19:00【土・日曜】12:00~19:00
定休日;火曜日
駐車場:無(近隣に有料P有)

※アフタヌーンティーの内容や料金は状況によって変更になる場合があります。

アフタヌーンティーゆるゆる愛好家

「自分にご褒美」というワードが大好き。関西を中心に、年間で約150件ほどアフタヌーンティー巡りする愛好家です。同じくアフタヌーンティー好きの方、ホテルスイーツ情報、プチ贅沢グルメなど「別世界」「癒しの場所」選びの参考になればうれしいです。

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