鎌ケ谷駅徒歩3分　1階にかるびのとりこ鎌ヶ谷店が入る飯田ビル3階のメンタル不調や障がいがある方へ就職活動や復職のサポートを行うFreeWorks（フリーワークス）でお話を聞かせていただきました。ありがとうございます。

FreeWorksは2024年9月、就労移行支援事業所として開設されました。就労移行支援、って何？　と率直な疑問を伺ってみました。

就労移行支援とは

就労移行支援とは、障がいのある方が、企業で働き続けることができるようにサポートする福祉サービスのひとつです。FreeWorksは、身体、精神、知的、発達障がいや難病の方が、仕事の選択肢が増やせるようサポートをしている施設です。ここで、気になるのは、精神の部分。生まれつきの障がいだけでなく、心の病も主治医より診断を受けた方が対象になります。

福祉に関する法律等の整備は進められていますが、働く人にも雇用する側にもまだ、こうしたサービスは広く知られていません。次に挙げるような項目に該当する働きづらさを抱えている人の多くは、医師による診察を受けて、心の病や発達によるものと診断されて初めて、これまでの悩みの原因が分かる方もいらっしゃるそうです。

• 生活リズムが乱れがち
• 好不調の波が大きい
• 人と付き合うことがつらい
• ミスや忘れ物が多い
• 時間通りに行動できない
• 相手の言っていることが分からないことがある

対象となる人は

就労移行支援のサービスは、一般企業への就職や復職を希望する18歳～65歳未満の方が利用できます。主治医に（サービス利用について）相談が出来ていたり、自力支援医療受給者証または障害者手帳をお持ちの方は利用の申請がスムーズに出来ますが、まだ誰にも相談できていない方も電話での相談や無料の個別相談を受けることができるので、自分が利用の対象になるか安心して問合せいただくことができます。

働きたいと思う方への福祉サービスなので、講座や検定を試験免除で受けることができる専用のプログラムなども完備されています。

パソコンで視聴するスタイルや、講師による講義など様々なプログラムを利用することができます。

利用できる期間は

就労移行支援の利用期間は、（原則として）2年間以内と定められていますが、早期就職を目指す方や、仕事をした経験がなくしっかり訓練がしたい方など、利用の期間は一人一人異なります。その方の抱える問題を専門職や自身も当事者として理解や共感ができる、ピアスタッフなど様々なスタッフが把握し、仕事や企業へ移行していく為のサポートが進められます。

FreeWorks鎌ケ谷では、ストレスコントロールやセルフケアなど働き続けるための土台を作るプログラムに力を入れているそうです。また基本的なマナーだけでなく、ビジネススキルを向上させたり、自分自身に向き合う講義を多く採用されています。休暇に上手に息抜きをする練習も、移行支援では大切なプログラムのひとつとのことです。

実際の作業を行いながら、その方にあった方法で成果を出すための工夫、続けるための力の入れ方などをスタッフの方が把握していきます。納期や指示を理解してもらうことや突発的な対応なども仕事の前に身に着けておきたいスキルの一つだそうです。

これから

FreeWorks鎌ケ谷は、鎌ケ谷駅から徒歩3分という便利な立地に加え、広いスペースを有しています。この環境を生かして、地域の方との交流会なども毎月計画されています。

誰に助けを求めたらいいのかも分からないけれど、日々働きづらさを感じている方、働きたいけど働けない状況にいる方、なにかが上手くいかないと感じている部分が、実は心の病の可能性もあります。まずはFreeWorksに相談してみることで、就労移行支援の利用の対象ではない方も、地域や市のサービスや申請方法など、なかなか知りえなかった情報を得ることができます。

働くことへの不安や焦りがあるけれど、どうしたらいいかわからない方も、従業員のメンタルヘルスの問題でお困りの方も、ちょっと話を聞きに行ってみませんか？

就労移行支援事業所FreeWorks
住所：千葉県鎌ケ谷市道野辺本町1丁目2-3　飯田ビル 304号室
公式HPはこちら