【長岡京市】明治のはじめから続く酒屋さんで、新年は美味しいおぜんざいでおもてなししてくださいました!
奥海印寺にある多貝酒店さんで、2025年初めての営業日は「おぜんざいを振る舞います」とのことでしたので、2025年1月7日にめでたい福をいただきに行ってきました。多貝酒店は明治のはじめより長く続けられていらっしゃる酒店さんです。
あたたかみのあるドアを一歩入るとご家族で出迎えてくださいました。ここはいつでもよりみちをしたいお店です。ちょっとプレゼントにお酒や自然派のワインなど選ぶのが楽しくなる銘柄がそろっています。お酒に詳しくなくても、誰とどんなシチュエーションで飲むのかお伝えすると、選ぶのをお手伝いしてくれますので助かります。
ほどなくお椀が運ばれてきました。あんこファンにとってはおぜんざいには目がないほど好きなものですので、蓋をあけるのが待ち遠しくにやけてしまう時間です。関西地方では汁がある粒あんの甘味を「ぜんざい」と呼ぶそうです。丁寧に煮られたやわらかい小豆は「甘さ控えめですよ」とおっしゃっていましたが、するする~と体の中にしみこむほっとする甘さでした。
優しい味わいの中に入っているのは鳴海餅さんのお餅だそうでとろとろ~箸で持ったら驚くほどのび、おいしくて感動しました。お漬物もお野菜のお味がしっかり感じられるおぜんざいに合う深いお味でした。大人の至福の時間という贅沢な雰囲気を感じつつお正月から幸せをいただきました。
多貝酒店看板娘のゆみさんはいつも笑顔で元気をわけていただきます。今年はどんなお酒やワインを飲めるのか楽しみにしています。今回は自分用に「手つけず原酒の日本晴」を選んでもらいました。おぜんざいを囲んで年始からの会話もはずみました。
お酒が好きな方が集まったり、好みの味のお菓子があったり、こだわりの調味料があったり、ぐるっと一周したくなるお店ですよ。おいしいお酒を求めて行かれてみてくださいね。
取材にご協力いただきましてありがとうございます。
多貝酒店(外部リンク) 京都府長岡京市奥海印寺東条29−1 075-951-2836