Yahoo!ニュース

「靴は靴箱へ」は思い込み?忘れ物を防ぐ機能的玄関の作り方

自宅の玄関、整理できていますか?

毎日使うモノの定位置がコンパクトにまとまっているのが、理想的な玄関の状態です。

収納場所に対する固定概念をなくすことから、機能的な場所作りが始まります。
普段使わない靴は、必ずしも靴箱に収納する必要はないのです!

手持ちの靴を全部出しして、使用頻度で分類をしてみましょう。
例えば特別な機会にしか履かない靴や、季節外のブーツやサンダル、レジャー用の靴は、常に玄関で取り出しやすい状態にしておく必要はないですよね。
1足ずつ袋詰めした上で、衣装ケース内に並べて押し入れに保管をしておきましょう。機能が重複していたり、足の形に合わない靴は、これを機会にフリマアプリでの売却を検討するのが良いですね。

ビニル傘や紙袋など、靴以外でも特定のアイテムが玄関に溜め込まれていないか、この機会に見直しをしましょう。目安は「今月1度でも触ったかどうか」。過剰に傘を持っている方は、職場や地域の施設に寄付する・粗大ゴミの日に処分するなどして量を適正化しましょう!

靴や傘など、量を適正化した上で、捻出したスペースに、
鍵やマスク、ハンカチ、印鑑など、玄関でよく使うモノに定位置を与えましょう。
よく使うカバン置き場を設けるのもいいですね。

「このアイテム、本当に玄関に置く必要ある?」という目線で、
玄関を使いやすくリニューアルしてみましょう!

【米田まりな】1991年生まれ。整理収納アドバイザー1級。モノを愛してやまない人に向けた「捨てない片づけ」を考案。著書に「あの人に、イライラするのは部屋のせい」「集中できないのは部屋のせい」(PHP研究所)「捨てない片づけ」(ディスカバー21)。日経新聞NIKKEIプラスワンにて連載中。東京大学経済学部を2014年に卒業後、総合商社でベンチャー投資を担当し、現在は不動産ディベロッパーに勤務。平日は会社員として働きながら、副業で片付けの普及活動をしている。

こめまり【捨てない片付けコンサルタント】の最近の記事