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バンカーの苦手意識をなくす!高く上げて止めるバンカーショットの打ち方

野洲明ゴルフ活動家

アゴが高くてピンが近いバンカー

グリーンを狙うショットで、ターゲットからずれるとバンカーにつかまる場合がある。そして、そのバンカーのアゴが高い場合がある。

アゴが高いバンカーは、応用的な技術を使って、ボールを高く上げて止めることでピンに寄せることができる。

高く上げて止めるショット

バンカーからボールを高く上げるためには、フェースを開いて使う必要がある。フェースを開いて構えると、クラブヘッドのヒール側(ねもと側)が浮くため、手元を下げてヒールが浮かないようにする。手元を下げるには、腰を落とす必要があり、スイング中、下半身のねばりが必要になる。

フェースを開くとヒールが浮く
フェースを開くとヒールが浮く

マットの上からロブショットの練習が必要

バンカーから球を上げるには、マットの上から球を上げるロブショットの練習が有効だ。バンカーからフェースを開いて使うことを覚えやすくなる。

バンカーショットは、芝からのショットの三倍の距離を出す大きさのスイングが基準になる。10ヤードのバンカーショットは、芝から約30ヤードの距離を出すイメージだ。ロブショットで30ヤード飛ばすためにはかなり大きなスイングが必要になる。

大きく振って距離を出さない。この感覚をつかむことが、アゴが高くてピンが近い状況からベタピンに寄せるために必要なことだ。

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アゴが高くても大丈夫!バンカーから球を高く上げて止める方法(GOLFERS SUPPORT)

ゴルフ活動家

スポーツメディアに寄稿、ゴルフ情報サイトも運営する。多くのゴルファーを見てきた経験や科学的根拠をもとに、論理的なハウツー系記事などを中心に執筆。ゴルフリテラシーを高める情報を発信している。ラジオドラマ脚本執筆歴もあり。

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