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【函館市】明治33年創業。100年を超えて親しまれ無添加のこだわり商品が並ぶ『丸井栄餅』

しらたま。地域ライター(函館市)

市電「魚市場通り」徒歩 約6分の場所にある『丸井栄餅』。
今回はこちらにお邪魔させていただきました。

基本情報

住所:北海道函館市栄町5−13

営業時間:8:00~17:00

定休日 :水曜日

外観
外観

『丸井 栄餅』さんはお店の看板に趣があり、昔から函館にあるお店というのを外観から感じるほど素敵さが伝わります。

駐車場はありませんのでお気を付けください。

老舗のお店ということを聞いていたので少しドキドキしながら入店。

入店

中華まんじゅうなど
中華まんじゅうなど

入るとすぐに商品ケースがお出迎えしてくれます。
最初に目に入ったのがこの季節ならではの「桜餅」。
洋菓子とは異なる、和菓子ならではの和と季節感を感じる温かい雰囲気が素敵ですね。

お伺いしたのは8:30前だったのですが、だいたい9:30過ぎにはもう少し商品が揃っているとお話してくださいました。

商品は無添加のためその日に売り切れる量しか作っていないとのこと。
また、予約や注文が入っている場合はその商品を中心に作るため日によって店舗に出ているものも少し違うと教えてくださいました。

たくさんのお話を聞かせていただきながら選んできたのがこちら。

左上から「きんつば」「田舎饅頭」「すあま」「桜餅」「中華饅頭」です。

きんつば
きんつば

こちらは「きんつば」です。
中はつぶあんとなっています。
この粒が大きめで皮は薄くシンプルなため、しっかりとしたあんこの風味をより感じられる1品です。

桜餅
桜餅

こちらは「桜餅」です。
かわいらしく春を予感させてくれ、桜餅ならではの香りが漂います。
ほんのりピンク色の柔らかいお餅で、葉の部分の塩味と中のあんこの甘さ両方を楽しめます。

中華饅頭
中華饅頭

こちらは「中華饅頭」です。
中にはこしあんが入っています。
粒あん特有のつぶつぶ感の代わりに滑らかさがあり、つぶあんよりあんこの甘さをダイレクトに感じるようでした。
皮の部分も厚く食べ応えもあり、やはり皮とあんこを一緒に食べるとおいしさが増します。

『丸井 栄餅』さんは商品をパックなどではなくこのように包み紙に入れてくれます。

「中華饅頭」が入っていた白い紙袋にはお店のハンコも捺してあり、ちょっとしたお店ならではの印があるだけで特別な気持ちになりますね。

こちらは「豆餅(塩味)」です。筆者がお店を出る際に並んだ商品でした。
この「豆餅」を中心にお餅商品は人気が高く、早い時間に少なくなることも多いのだとか。
いろんな商品を見て選びたい方は午前中に行くのがいいかもしれません。
また、無添加だからこそ翌日にはかたくなってしまうのでその日が1番おいしく食べられると教えてくださいました。

長い歴史とこだわりが詰まった商品が並ぶ『丸井 栄餅』。
この機会にぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。

◎『丸井 栄餅』◎
住  所:北海道函館市栄町5−13(Googleマップ)
アクセス:市電「魚市場通り」徒歩 約6分
営業時間:8:00~17:00
定休日 :水曜日
駐車場 :なし
会計方法:現金のみ
~撮影・掲載にご協力いただきありがとうございました~

地域ライター(函館市)

食べもの・イベント・風景など様々なものを通して函館の街の情報を発信していきたいと思っています。函館市の新しい発見や素敵なところの再確認を一緒にしていけると嬉しいです。

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